テーブルアシスト for kintone
テーブルアシスト for kintone は、テーブル(サブテーブル)の行を並べ替え・複製・まとめて操作できるようにし、チェックを入れた行だけを集計して数値フィールドへ書き込む kintone プラグインです。標準にない「条件付きの合計」を、作業用の計算列も関数式もなしで実現します。行の「+」は押した行の真上にも追加でき、行数の多い明細は先頭 N 行だけ表示して折りたためます。
v1.1.0:行は「押した行の真上」にも追加でき、長い明細は先頭の数行だけ表示できます
明細を新しいものから上へ積んでいく運用のために、行の「+」で押した行の真上に追加できるようにしました(テーブルごとに「下(kintone 標準)/真上」を選べます)。一番上の行の+を押すだけで先頭に行が増えるので、追加のたびに並べ替える必要がありません。途中の行の+でも、その行の真上に入ります。追加した行には kintone 標準の+と同じくフィールドの初期値が入ります。
あわせて、一度に表示する行数を決められるようにしました(例:10 行)。それを超える行は折りたたまれ、テーブルの下のページ送りと「全 N 行を表示」で切り替えられます。隠れている行もこれまでどおり保存され、集計の対象になります——見えていないだけでデータは変わりません。保存するときは自動的に全行を表示するので、隠れた行の入力エラーを見落とす心配もありません。

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このバージョンでは、次の 2 件の不具合も修正しています。必須フィールドの列だけ、列見出しをクリックしても並べ替わらない問題(kintone が必須の見出しに付ける「*」まで列名として読んでいたためで、必須の列が多いテーブルではプラグイン自体が動かなくなることもありました)と、列見出しで 2 回並べ替えたあとにドラッグ&ドロップが効かなくなる問題です。いずれも v1.0.0 から存在していたもので、該当する症状にお心当たりがある場合は最新版への更新をおすすめします。
すでにお使いの方は、最新版(v1.1.0)をダウンロードして kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードするだけで適用できます。設定はそのまま引き継がれます。行の追加位置と表示行数はどちらも既定では変更なし(従来どおりの動き)なので、使いたいテーブルだけ設定してください。
こんな課題を解決します
kintone のテーブルは、行の追加と削除しかできません。
行の順番を直せない
明細の並びを入れ替えたいのに、標準では並べ替えができない。順番を変えるには、一度削除して入力し直すしかない。
「選んだ行だけ」の合計が出せない
kintone に SUMIF がない。回避策は作業用の計算列を1本足して IF(CONTAINS(…),金額,0) を合計すること。その列は非表示にできず CSV にも出てしまう。
1行ずつしか操作できない
不要な行が10行あれば − ボタンを10回。似た明細を足すのも1項目ずつ手入力。行数が増えるほど手作業が積み上がる。
チェックした行だけ、合計する
明細に「選択」のチェックを入れると、その行だけを集計した金額と件数がテーブルのすぐ下に出て、そのまま数値フィールドへ書き込まれます。選んだ行は色が付き、まとめて複製・移動・削除もできます。画像はクリックで拡大できます。

- 集計結果は実データとして書き込まれます — 一覧の絞り込み・グラフ・CSV 出力・ルックアップにそのまま使えます。画面に出すだけの集計ではありません。
- チェック用の列を勝手に作りません — テーブルにすでにあるフィールドを「行を選ぶ目印」として指定します。だから選んだ状態もデータとして残り、あとから「どの行が対象だったか」を検証できます。
- 選んでいないときは 0 ではなく空欄 — 合計・平均・最大・最小は、1 行も選ばれていなければ空欄にします。「0 円」と「まだ選んでいない」を取り違えません(件数だけは 0 が入ります)。
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できること
チェックを入れるだけ。プログラミング知識も、作業用の計算列も要りません。
- 行の並べ替え — 行の左端の掴みハンドル(⠿)でドラッグ&ドロップ、または各行の ↑↓ ボタンで 1 行ずつ移動できます。
- 行の複製 — ⧉ ボタンで、その行の値ごと直下にコピー。似た明細をもう 1 行足すのが 1 クリックで終わります。
- 列見出しクリックで並べ替え — 昇順 → 降順 → 元の順に戻すの 3 段階。空欄の行は昇順・降順どちらでも常に末尾に置きます。
- ヘッダー行の固定と行番号 — 縦に長い明細でもスクロール中に列見出しが残り、行の左端には連番が出ます。
- 選んだ行の一括操作 — チェックした行を、まとめて複製・↑上へ・↓下へ・先頭へ・末尾へ・削除。並び順を保ったまま動かします。
- 選んだ行だけの集計 — 合計・平均・件数・最大・最小を、テーブル外の数値フィールドへ自動入力。1 つのテーブルに複数の集計ルールを設定できます。
- 既存レコードへの一括反映 — 導入前に登録済みのレコードや、CSV 読み込みで入れたレコードにもまとめて書き込めます。値が変わらないレコードは更新しません。
- 行数制限 — テーブルごとに最大行数を決めると、上限に達したときに + ボタンと複製ボタンが押せなくなります。
- 行の追加位置 — 行の「+」を押したときに、押した行の下(kintone 標準)/真上のどちらへ入れるかをテーブルごとに選べます。新しい明細を上へ積んでいく運用では、一番上の行の+を押すだけで先頭に追加できます。
- 表示する行数の制限 — 行数の多い明細を先頭 N 行だけ表示し、残りは折りたたみます。ページ送りと「全 N 行を表示」で切り替えられ、隠れている行もそのまま保存・集計されます。
- kintone 完結・外部 API 不使用 — GAS・データベース・SaaS 連携は不要。レコード画面では通信しません。ゲストスペースにも対応します。
「選ぶ」に使えるフィールド
テーブルアシストは、チェック用の列を勝手に作りません。テーブルの中にすでにあるフィールドを「行を選ぶための目印」として指定します。だから選んだ状態がそのままレコードのデータとして残り、CSV 出力・一覧の絞り込み・グラフでも同じ条件が使えます。
| フィールド | 例 |
|---|---|
| チェックボックス(おすすめ) | 「選択」に ✓ が付いている行だけ集計する |
| 複数選択 | 「請求」「至急」など複数の区分を付けた行を集計する |
| ドロップダウン | 「請求区分」が 請求 の行だけ集計する |
| ラジオボタン | 「今回発注」が する の行だけ集計する |
| 文字列(1行) | 「区分」に 対象 と入力された行だけ集計する |
- いちばん簡単な準備 — テーブルの中にチェックボックスを 1 列だけ追加し、選択肢を 1 つ(例:「選択」)作ります。数値・日付・計算・添付ファイルは目印には使えません。
- 目印になるフィールドがまだ無くても — 行の並べ替え・複製・行番号・ヘッダー固定はそのまま使えます。集計と一括操作だけが対象外です。
- 設定したフィールドを後から削除しても安全 — 集計は自動的に止まり、レコード画面に理由が表示されます。すでに保存されている集計値が空で上書きされることはありません。
詳細画面でも、どの行が対象か一目でわかる
詳細画面では集計カードと選択行のハイライトを表示します(値は変わりません)。「この金額はどの明細の合計なのか」を、明細のすぐ下で確認できます。

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設定画面
アプリのテーブルが左の一覧に並びます。使うテーブルを選んで有効にし、行操作・選択・集計ルールを設定するだけです。


- テーブルごとに設定 — 1 つのアプリに明細テーブルが複数あっても、それぞれ別の設定にできます。使わないテーブルには一切干渉しません。
- 集計ルールは何本でも — 「選択金額(合計)」「選択件数(件数)」のように、1 つのテーブルに複数のルールを登録できます。
- 誤設定は保存前に止めます — 出力先の重複、テーブル内フィールドや計算フィールドの指定、削除されたフィールドの参照などを検出して、理由を示します。
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導入前のレコードにも、まとめて反映
プラグインを入れる前に登録したレコードは集計値が空のままです。設定画面の「② 一括反映」から、既存レコードへまとめて書き込めます。

- すでに正しい値のレコードはスキップ — 無駄な更新履歴を残しません。
- 何度実行しても結果は同じ — 途中で中断しても、そのまま再実行できます。
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インストール手順
レコードの作成・編集画面で全機能が動作します。詳細画面とモバイルは集計の表示に対応しています。
- テーブルの中に「行を選ぶ目印」になるフィールド(チェックボックスなど)と、テーブルの外に集計結果を書き込む数値フィールドを用意しておく
- 「プランについて」セクションのダウンロードボタンから
kw-table-assist-v1.1.0.zipをダウンロード - kintone のシステム管理 → プラグインを開き、「読み込む」ボタンから ZIP をアップロード
- 使用するアプリのアプリ設定 → プラグインで「テーブルアシスト for kintone」を追加
- プラグイン設定画面で対象のテーブルを有効にし、行操作・選択に使うフィールド・集計ルールを設定して「保存」
- kintone 右上の「アプリを更新」(デプロイ)をクリックすると設定が反映されます
ヒント:導入前に登録済みのレコードには、設定画面の「② 一括反映」タブからまとめて書き込めます。
テーブルの列やフィールドのラベルを変更したときは、設定画面を開いて保存し直してください。
プランについて
基本機能は完全無料でご利用いただけます。広告エリアの非表示と改善要望の送付をご希望の場合は、年間サポーターをお選びください。
年間サポーター
- ✅ 全機能が利用可能
- ✅ プラグイン内の広告エリアが完全非表示
- ✅ プラグイン作成リクエスト・改善要望を送付可能
- ✅ サポーターの声を優先して開発に反映
プレミアム年間サポーター
- ✅ 販売中の全プラグインが対象
- ✅ プレミアム限定プラグイン(帳票デザイナー など)も利用可能
- ✅ 契約期間中にリリースされる新プラグインも追加料金なし
- ✅ 全プラグインの広告エリアが完全非表示
注意事項
- 本プラグインは KIZUNA Works が独自に開発したものであり、サイボウズ株式会社が提供・保証するものではありません。
- kintone はサイボウズ株式会社の登録商標です。
- 動作は Google Chrome/Microsoft Edge の最新版での確認を推奨します。
- 並べ替え・複製・削除は編集中の変更です。レコードを保存するまで確定しません。保存せずに画面を離れると元に戻ります。
- 集計結果の書き込み先に指定できるのはテーブルの外にある数値フィールドのみです。計算フィールドは kintone が自動計算するため書き込めません。
- 集計値が書き込まれるのは値を変更したときと保存したときです。レコードを開いただけでは書き込みません(開いた瞬間に「編集中」の状態にしないためです)。過去のレコードは「一括反映」でまとめて反映できます。
- 行の並べ替え・複製・一括操作はパソコン版のみです。スマートフォンでは集計の表示と保存時の書き込みに対応します。
- 一覧画面・カスタマイズビュー・カレンダービューでは動作しません(kintone はテーブルを一覧に表示できないため)。
- 中身が空の行は複製できません(kintone が空の行を破棄するため)。空の行が必要なときは標準の + ボタンで追加してください。
- すべての行を削除しても、空の行が 1 行残ります(kintone の仕様で、編集画面のテーブルは 0 行にできません)。
- 行数制限は画面上の入力抑止です。CSV 読み込みや REST API 経由の行追加は防げません。
- 添付ファイルの列は並べ替えの対象外です。行を複製したときの添付ファイルは同じファイルを参照します(ファイルそのものの複製ではありません)。
- 計算フィールドを含む 50 行以上のテーブルで、列見出しの並べ替えや多くの行をまとめて動かす操作をすると、kintone が全行を計算し直すため十数秒かかることがあります(1 行ずつの移動や複製はすぐ終わります)。処理中は画面に案内が出ます。
- テーブルの列やフィールドのラベルを変更したときは、設定画面を開いて保存し直してください(表示を速くするため、これらの情報を設定保存時に取り込んでいます)。
- 本プラグインの使用により生じたいかなる損害についても、KIZUNA Works は責任を負いません。
- ppk(秘密鍵)ファイルは配布物に含まれていません。
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 下記の処理は、お客様の kintone ドメイン内で完結します
いずれもご利用中の kintone ドメイン内の API 呼び出しだけで動作し、外部の第三者へは送信しません。
- 設定画面のフィールド取得・一括反映(自ドメイン内):レコード画面では通信を一切行いません。行の並べ替え・複製・一括操作・集計は kintone の画面内の仕組み(record.get / record.set)だけで行い、テーブルの列構成や書き込み先の桁数・単位などの情報は、設定を保存したときに取り込んでおくためです。自ドメインの kintone REST API を使うのは次の場合だけです。①設定画面でテーブル・フィールドの一覧と並び順を取得するとき(/k/v1/preview/app/form/fields・/preview/app/form/layout)。②設定画面で「一括反映」を実行したとき、対象レコードの取得と集計値の書き込みを行うとき(/k/v1/records/cursor・/k/v1/records の PUT)。③一括反映の実行権限を判定するときと、実行できるユーザーを指定するときに、ご利用中の kintone ドメイン内の共通管理API(/v1/users・/v1/organizations・/v1/groups・/v1/group/users・/v1/organization/users)。いずれもご利用中の kintone ドメイン内で完結し、外部の第三者へは送信しません。アプリのフォーム定義(フィールドの追加・変更・削除)は一切行わず、チェック用の列を自動生成することもしません。レコードに書き込むのは、利用者の操作による「テーブルの行の並び順・行の追加(複製)・行の削除」と、設定で指定した数値フィールドへの集計値だけです。第三者CDN・外部サーバーは利用しません。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
よくある質問
「行を選ぶ目印」には、どんなフィールドが使えますか?
チェック用の列は自動で作られますか?
目印に使えるフィールドがまだありません。どうすればいいですか?
集計結果はどのフィールドに書き込めますか?
何も選んでいないのに合計が空欄になります。
集計カードには値が出ているのに、フィールドが空のままです。
並べ替えたのに、次に開いたら元に戻っています。
1つのアプリに明細テーブルが複数あっても使えますか?
設定したフィールドをフォームから削除してしまったらどうなりますか?
明細の行数が多いと重くなりませんか?
スマートフォンでも使えますか?
ゲストスペースのアプリでも使えますか?
このプラグインは無料で使えますか?
同一 kintone 環境内の複数アプリで利用できますか?
kintone のどのコースで使えますか?プラグイン読み込み機能は必要ですか?
JavaScript やプログラミングの知識は必要ですか?
対応している kintone バージョン・ブラウザは?
kintone のIPアドレス制限(アクセス制限)を使っていても利用できますか?許可リストに追加するIPはありますか?
年間サポーターに加入しているのに広告が表示されます。どうすればよいですか?
プラグインを最新版に更新する方法を教えてください。
更新が出たことに自動で気づく方法はありますか?
不具合や改善要望はどこに連絡すればいいですか?
プラグインを気に入っていただけましたか?
基本機能は無料でご利用いただけます。
広告非表示・サポーター特典付きの「年間サポーターライセンス」もご用意しています。
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