クイックフィルター for kintone
値を選ぶだけで、一覧が絞れる。
クイックフィルター for kintone は、レコード一覧の上にフィールドごとの絞り込みの窓を並べ、値の一覧から選ぶだけで一覧を絞り込める kintone プラグインです。窓を開くと、そのフィールドにある値が件数つきで並びます。メモ欄のような長い文字列は、キーワードを入力して絞り込めます。フィールド・条件・値を毎回組み立てる必要はありません。
v1.1.0:メモ欄のような長い文字列でも絞り込めるように改善しました
クイックフィルターを v1.1.0 にアップデートしました(2026年10月17日)。
1. 文字列(複数行)の窓を使えるようにしました。改行で分けた 1 行ずつが候補になり、その行を含むレコードの件数が並びます。商品名やタグを 1 行に 1 つずつ入れているような欄でも、選ぶだけで絞り込めます。選べるのは、このアプリのフィールドとテーブル内のフィールドです。

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2. 文字列の窓を、キーワード入力にもできるようにしました。設定画面の「入力のしかた」で「キーワードを入力」を選ぶと、窓が入力欄になります。空白で区切った語をすべて含むレコードに絞り、Enter または[絞り込む]で反映します。「含まないものに絞り込む」も選べます。長文のメモ欄に向いています。
![キーワード入力の窓。入力欄に語を入れて[絞り込む]を押すと、その語をすべて含むレコードに絞り込まれる](/images/quick-filter-keyword-01.png)
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3. 候補パネルを使いやすくしました。検索欄で Enter を押すと、表示中の候補をまとめてチェックして反映します。長い候補名は、マウスを置くと全文が出ます。
英数字は「語」単位で照合します。たとえば「ABC-1」を選ぶと、「ABC-1-2」のように「ABC-1」をまるごと含む行があるレコードにも当たります(「ABC-10」には当たりません)。日本語は部分一致です。100 文字を超える行・「+」を含む行・記号だけの行は、候補に出ません。
既存ユーザーの方は、最新版(v1.1.0)をダウンロードして kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードするだけで適用できます。設定はそのまま引き継がれます。
一覧を絞るたびに、条件を組み立て直していませんか
担当者やステータスで絞りたいだけなのに、kintone 標準の絞り込みでは、毎回フィールドを選び、条件を選び、値を入れます。そのフィールドにどんな値があるのか分からないまま入力して、表記の違いで 0 件になることもあります。
クイックフィルターは、一覧の上に絞り込みの窓を並べます。窓を開けば値が件数つきで並ぶので、チェックを入れて閉じるだけです。
![kintone 標準の[絞り込む]画面。条件の1行目で確度を選び「次のいずれかを含む」で A と B にチェック、2行目で案件担当者名を選び「次のいずれかを含む」で鈴木 花子を指定し、「すべての条件を満たす」を選んでいる。下にソートの指定と[キャンセル][保存][適用]のボタンがある](/images/quick-filter-before-01.png)
[絞り込む]を開き、フィールド → 条件 → 値を1行ずつ組み立てて[適用]。条件を変えるたびに、この画面を開き直します。
![クイックフィルターを入れた一覧。一覧の上に確度・製品名・案件担当者名・見込み時期・小計の窓が並び、確度は「A ほか1件」、案件担当者名は「鈴木 花子」が選ばれて緑の枠になっている。右端に「絞り込み結果 11件」と[すべて解除]があり、一覧は鈴木 花子の確度 A・B の案件に絞られている](/images/quick-filter-after-01.png)
同じ条件(確度 A・B かつ 担当者 鈴木 花子)を、一覧の上の窓で値を選ぶだけで指定できます。条件を変えるのも、窓を開いてチェックを付け替えるだけです。
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窓を開いて、値にチェックを入れるだけ
窓をクリックすると、そのフィールドにある値が件数つきで並びます。チェックを入れてパネルの外をクリックする(または Esc を押す)と、一覧が絞り込まれます。複数の値を選んだときは OR です。

![確度 A と B、製品名 kintone を選んだ後の一覧。選んだ窓が緑の枠で表示され、帯の右端に「絞り込み結果 26件」と[すべて解除]が表示されて、一覧が 26 件に絞られている](/images/quick-filter-list-02.png)
- 窓どうしはAND で同時に効きます。文字列系・数値の窓は、ほかの窓の選択に合わせて、候補と件数が残りの値だけに更新されます
- kintone 標準の[絞り込み]で付けた条件はそのまま残り、クイックフィルターの条件が重ねて(AND で)効きます
- 選んだ内容は一覧ごとに記憶され、画面を移動しても残ります(設定でオフにできます)
- 窓ごとの × と、帯の[すべて解除]で外せます。標準の絞り込みなど、クイックフィルター以外の条件は残ります
フィールドの種類に合わせた窓になります
| 種類 | 窓の中身 |
|---|---|
| ドロップダウン・ラジオボタン・チェックボックス・複数選択・ステータス | 定義した選択肢がすべて並びます(件数は出しません) |
| 文字列(1行)・リンク・ユーザー選択・組織選択・グループ選択・作成者・更新者・ルックアップ | 実際にある値が件数つきで並びます |
| 数値・計算(数値) | 値の一覧に加え、「〜以上」「〜以下」の範囲指定 |
| 日付・日時・作成日時・更新日時 | 期間ボタン(今日・昨日・今週・先週・今月・先月・今年・昨年)と、開始〜終了の指定 |
文字列(複数行)は、改行で分けた 1 行ずつが候補になります(このアプリのフィールドとテーブル内のフィールドのみ)。文字列(1行)・文字列(複数行)の窓は、設定画面の「入力のしかた」で「キーワードを入力」にもできます。リッチエディター・添付ファイル・時刻・ラベルなどは、窓にできません。


クイックサーチ・集計サマリーバー・かんたんCSV出力と一緒に使うのがおすすめ
同じ一覧に、クイックサーチ(キーワード検索)・集計サマリーバー(合計・件数の表示)・かんたんCSV出力(CSV の書き出し)を置くと、「キーワードで探す」「値で絞る」「合計を見る」「結果を書き出す」が一覧の上で完結します。ボタンや帯は重なりません。
会社名の一部など、文字を打って探します。
確度や担当者など、選べる値で絞り込みます。
絞り込んだ結果の小計・件数が、その場で更新されます。
[CSV出力]を押すと、絞り込んだ結果だけが CSV になります。
![4 つのプラグインを同じ一覧に置いた画面。上段にクイックサーチの検索欄(「株式会社」と入力)と[CSV出力]ボタン、その下に集計サマリーバーの小計(合計)632,250・件数 10、クイックフィルターの窓で確度 A・B と案件担当者 鈴木 花子が選ばれ、一覧も 10 件に絞られている](/images/quick-filter-combo-02.png)
- 条件はすべて AND で効きます。クイックフィルターの候補と件数は、クイックサーチで絞った範囲から数えます
- 集計サマリーバーは、クイックフィルターで絞り込んだ結果に合わせて件数・合計が更新されます
- かんたんCSV出力は、クイックフィルター(とクイックサーチ)で絞り込んだ結果を、そのまま CSV に書き出します
- 4 つのプラグインを同じ一覧に入れて、ボタンや帯が重ならず、条件・件数・合計と CSV に出るレコードが REST API の結果と一致することを確認しています
利用者が、自分で窓を足せる(プレミアム)
帯の末尾の[+ 絞り込みを追加]から、このアプリのフィールドを選んで窓を足せます。足した窓はその利用者のブラウザにだけ保存され、× で外せます。1 つの一覧につき最大 10 個です。管理者が設定でオフにすることもできます。
![[+ 絞り込みを追加]を押したパネル。「絞り込むフィールドを選んでください」の下に、フィールド名の検索欄と、FAX・TEL・メールアドレス・ユーザー数・会社名・更新者・更新日時などのフィールドが種類つきで並んでいる](/images/quick-filter-add-01.png)
テーブルの値・別アプリの値でも絞り込めます(プレミアム)
テーブル
窓にテーブル内の項目を選びます。「その値を含む行が 1 つでもあるレコード」が表示されます。件数は行ではなく、レコードの数です。
ルックアップ先
このアプリが参照している別アプリの項目(例:取引先アプリの「業種」)で、このアプリのレコードを絞り込みます。
関連レコード先
このアプリを参照している別アプリの項目(例:明細アプリの「品目」)で、このアプリのレコードを絞り込みます。
設定は、一覧と窓を選ぶだけ
設定画面で、帯を出す一覧と、並べる窓のフィールドを選びます。「設定セット」は、どの一覧にどの窓を出すかのひとまとまりです。プレミアムでは設定セットを複数作れて、一覧ごとに別の窓を出せます。左のライブプレビューで、帯の見た目をその場で確かめられます。

- 全体設定で、絞り込み結果の件数の表示・選択の保持・候補一覧の最大の高さ・帯の配色(KIZUNA標準・シンプル・グリーン・ウォーム・カスタム)を変えられます
- フォームの定義(選択肢の追加やフィールドの変更)を変えたときは、設定画面を開いて[保存]し直してください。選択肢系の窓は、保存した時点の選択肢を使います
- 保存すると「アプリの設定」画面に戻ります。[アプリを更新]で反映します
主な機能
値を選ぶだけの絞り込み
窓を開くと値が件数つきで並びます。チェックを入れて閉じると、一覧が絞り込まれます。
複数の窓が同時に効く
窓どうしは AND、同じ窓の複数の値は OR です。ほかの窓の選択に合わせて、候補と件数も更新されます。
種類に合わせた窓
選択肢・文字列・ユーザー・数値・日付のそれぞれに合った窓を出します。
複数行の文字列・キーワード入力
文字列(複数行)は、改行で分けた1行ずつを候補にして絞れます。長いメモ欄は、キーワードを入力して絞り込む窓にもできます。
数値の範囲と日付の期間
数値は「〜以上」「〜以下」、日付は今日・今週・今月などの期間ボタンで絞れます。
候補の検索と「選んだ値以外」
候補を検索し、Enter で表示中をまとめてチェックできます。選んだ値を除外する絞り込みもできます。
結果の件数と選択の記憶
帯の右端に「絞り込み結果 ○件」を表示します。選択は一覧ごとに記憶し、[すべて解除]で外せます。
標準の絞り込みと併用
標準の[絞り込み]の条件は残り、重ねて効きます。クイックサーチ・集計サマリーバー・かんたんCSV出力とも同じ一覧に置けます。
テーブル・別アプリの値 🔒
テーブル内の項目や、ルックアップ先・関連レコード先の別アプリの項目でも絞り込めます。
利用者による窓の追加 🔒
[+ 絞り込みを追加]から、利用者が自分で窓を足せます。足した窓はその人のブラウザにだけ保存されます。
複数の設定セット 🔒
一覧ごとに別の窓の組み合わせを出せます。
インストール手順
- 上の「無料でダウンロード」から
kw-quick-filter-v1.1.0.zipを保存します。 - kintone の「kintoneシステム管理」→「プラグイン」を開き、「読み込む」から zip を読み込みます。
- 絞り込みを付けたいアプリで「アプリの設定」→「プラグイン」→「プラグインの追加」から追加します。
- 歯車アイコンから設定画面を開き、帯を出す一覧と、窓にするフィールドを選びます。
- [保存]を押して、「アプリの設定」画面で[アプリを更新]します。一覧の上に窓が並びます。
プランについて
無料のままでも、先頭の設定セット 1 つで、このアプリのフィールドの窓を 3 個まで使えます(値の選択・件数つきの候補・窓どうしの同時絞り込み・選択の記憶・解除は、すべて無料の範囲です)。テーブル・別アプリの窓、4 個目以降の窓、2 つ目以降の設定セット、利用者による窓の追加が、プレミアム年間サポーターで解放されます(単品販売はありません)。
無料プラン
- ✅ 値を選んで絞り込む(件数つきの候補・同時絞り込み)
- ✅ 先頭の設定セット 1 つ
- ✅ このアプリのフィールドの窓を 3 個まで
- ✅ 数値の範囲・日付の期間ボタン・候補の検索
- ✅ 選択の記憶・[すべて解除]・帯の配色
- ✅ 利用期限なし(一覧・設定画面に控えめな広告あり)
プレミアム年間サポーター
- ✅ テーブル内の値で絞り込む
- ✅ ルックアップ先・関連レコード先の別アプリの値で絞り込む
- ✅ 窓の数の制限なし(4 個目以降も使える)
- ✅ 複数の設定セット(一覧ごとに別の窓)
- ✅ 利用者が窓を足せる[+ 絞り込みを追加]
- ✅ プレミアム全製品と、ちょこっとプラグイン全製品が使えます(一覧・設定画面の広告なし)
動作環境と注意事項
- 対象は、PC 版のレコード一覧の標準の「一覧」形式のビューです。カスタマイズビュー・カレンダー・グラフ、およびモバイル版では動きません。ゲストスペース内のアプリにも導入できます
- 候補は、初めて窓を開いたときに全件から集め、ブラウザに保存して使い回します。件数が多いと初回は少し時間がかかります(途中で[中止]もできます)。更新・追加は自動で差分だけ取り直し、古いままのときは候補パネルの[最新にする]で取り直せます
- 同じテーブルの窓を 2 つ以上置いたとき、「同じ行で両方を満たす」絞り込みにはなりません。それぞれを満たす行があるレコードが表示されます(kintone の絞り込みの仕様です)
- 一度に選べる値には上限があります。選択が多すぎて一覧に反映できないときは案内が出るので、さらに絞り込んでください
- 閲覧権限のないレコード・フィールドは、候補にも表示されません。クイックフィルターは表示の絞り込みで、アクセス権を変えるものではありません
- 別のゲストスペースにあるアプリは、別アプリの窓には使えません
- 選択、利用者が足した窓、候補の保存は、そのブラウザの中だけに置きます。別のブラウザや別のパソコンには引き継がれません
よくある質問
kintone の一覧を、値を選ぶだけで絞り込めますか?
窓をいくつも並べたら、どう絞り込まれますか?
どんなフィールドを窓にできますか?
メモ欄のような長い文字列は、どう絞り込めますか?
「ABC-1」を選ぶと、「ABC-1-2」を含むレコードにも当たるのはなぜですか?
テーブル内の値や、ルックアップ先・関連レコード先の値でも絞り込めますか?
クイックサーチ・集計サマリーバー・かんたんCSV出力と一緒に使えますか?
kintone 標準の絞り込みと一緒に使えますか?
レコードが多くても使えますか?
データは外部に送られますか?
利用者が自分で窓を足せますか?
スマートフォンやカレンダー・グラフの画面でも使えますか?
無料プランではどこまで使えますか?
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 下記の処理は、お客様の kintone ドメイン内で完結します
いずれもご利用中の kintone ドメイン内の API 呼び出しだけで動作し、外部の第三者へは送信しません。
- 候補の取得とブラウザ内への保存(自ドメイン内):ご利用中の kintone ドメイン内の REST API だけを使います。窓の候補を作るため、一覧のアプリ(ルックアップ先・関連レコード先の窓を設定した場合はその別アプリ)のレコードを、窓に使うフィールドだけに限って、利用者の権限の範囲で読み取ります(GET /k/v1/records)。[+ 絞り込みを追加]を押したときだけ、フィールド情報(GET /k/v1/app/form/fields・/k/v1/app/status)を読み取ります。レコードの書き込みやアプリの設定変更は行わず、変えるのは一覧の表示条件だけです。集めた候補はお使いのブラウザの中(IndexedDB・ログインユーザーごと・30 日間)にだけ保存し、外部へは送信しません。候補の集計と絞り込み条件の組み立てはすべてブラウザの中で行います。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
値を選ぶだけで、一覧が絞れる
クイックフィルターはプレミアム年間サポーター(税込 ¥16,500/年)に含まれます。単品販売はありません。無料のままでも、このアプリのフィールドの窓を 3 個までお使いいただけます。
プレミアム年間サポーターを見る →