注釈アシスト for kintone
ラベルを置けない場所に、説明を貼る。
kintone のラベルはフォームの中にしか置けません。本プラグインは、標準ボタンの隣・画面の上部・一覧のツールバー・一覧の列見出しといった「書きたいのに書けなかった場所」へ、説明や注意書きのカードを貼り付けます。位置は実際の画面を開いてドラッグで決めるので、フォームの編集は要りません。ステータスや見ている人などの条件で出し分けたり、ヘルプボタンを押した人にだけ出したりもできます。注釈ごとに言語を足せば、閲覧者の表示言語で出し分けます。
リクエストから誕生このプラグインは、ご利用中のお客様からいただいたリクエストをもとに開発しました。ご要望は年間サポーターの特典としてお送りいただけます。
「ここに一言書ければ」が、書けない
「この欄は空欄のまま保存しないで」「回答したらステータスを進めて」——伝えたいのは、たいてい操作するその場所のことです。ところが kintone のラベルフィールドはフォームの中にしか置けないため、ボタンの隣にも、一覧の列見出しにも、画面の上部にも書けません。
マニュアルは読まれない
別ファイルの手順書に書いても、入力している人はその画面を見ています。読みに行く手間の分だけ、読まれません。
ラベルを足すとフォームが伸びる
注意書きのためにラベルを並べると、入力欄より説明文のほうが長いフォームになります。スペースの調整もそのたびに必要です。
日本語だけでは届かない
海外拠点や外国籍のメンバーが同じアプリを使う場合、ラベルに書いた注意書きは日本語のままです。kintone の「言語ごとの名称」は項目名にしか効きません。
実際の画面を開いて、置きたい場所に置く
設定画面の[レコード詳細画面を開いて置き直す]を押すと、本物のレコード画面が配置モードで開きます。置きたい場所をクリックすると、その近くにある項目・ボタン・見出しを目印として拾い、「フィールド『対応状況』の右」のように覚えます。あとで項目を動かしても、注釈は目印についていきます。
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kintone のボタンの上に置くと、その場で止めます
注釈は画面に重ねて表示します。そのためkintone の操作部品の上に置くと、そこがクリックできなくなります。配置モードは、置いた注釈がプロセス管理のボタン・ツールバー・[保存][キャンセル]・コメント欄・ページ送りなどを覆うと、その場で知らせます。
![配置モードで注釈のアイコンを[申請する]ボタンの上へ運んだところ。上部のバーに「この位置だと「プロセス管理のアクションボタン」が押せなくなります」と警告が出て、アイコンに赤い輪が付いている](/images/annotation-config-07.png)
貼れる場所
| 目印 | 置ける場所の例 |
|---|---|
| フィールド | 項目の上・下・左・右(ピクセル単位の微調整つき) |
| kintone 標準の枠 | 画面上部(ヘッダースペース)/ツールバー/ツールバーの空き/ステータスバー/一覧の列見出し/テーブルの見出し/ページ送りの付近 |
| 画面に出ている文字 | ボタンの文字や見出しなど、画面に出ている文字の近く |
| 画面の固定位置 | 目印が見つからないときは、画面の左上からの座標で固定 |
見せ方は、注釈ごとに3つから選べます
必ず読んでほしい決まりごとは常に表示、補足はマウスを乗せたとき、長い説明はクリックしたとき——というように、1つの画面の中で使い分けられます。
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常に表示する読み飛ばしてほしくない決まりごと

アイコンにマウスを乗せたとき気づいた人だけが読む補足

アイコンをクリックしたとき少し長い説明や手順

一覧画面にも置けます

出すのは、必要な人に・必要なときだけ
注釈ごとに[表示する条件]を決めると、条件に合うときだけ出ます。「対応中のレコードで、編集できる人にだけ手順を出す」「作業者のときだけ承認の注意を出す」「月末だけ締めの案内を出す」——関係のない人の画面には出さないので、注釈が増えても画面が散らかりません。
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![注釈の設定画面の[表示する条件]。すべてに当てはまるとき、対応状況がいずれかに一致(未対応・対応中)、見ている人がこのレコードを編集できる(はい)の2つの条件を設定している](/images/annotation-config-08.png)
| 何で決めるか | 使えるもの |
|---|---|
| レコードの値 | アプリのフィールド(ステータス・作業者・ユーザー選択・組織選択・グループ選択を含む)。=・≠・含む・いずれかに一致・空・大小など 14 種の比べ方 |
| 見ている人 | ユーザー/所属組織(下の組織にも効く)/所属グループ/アプリ管理者か/このレコードを編集できるか/作業者か/作成者か |
| 画面 | パソコンかモバイルか/まだ保存していないレコードか |
| 日時 | 今日の曜日/今の時刻/今日の日付 |
たまに使う人には、ボタンひとつでヘルプを
注釈ごとに[ヘルプ]をオンにすると、ふだんは出さず、画面の[ヘルプ]ボタンを押した人にだけ出ます。毎日使う人の画面はすっきりしたまま、たまにしか使わない人は、必要なときに手順を確かめられます。「編集できない」という問い合わせ(実は編集ボタンを押していない)のような、毎回同じ質問を画面の上で先回りして答えられます。
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![kintone のレコード詳細画面。ツールバーの次のレコードボタンの左に橙色の[ヘルプ オン]ボタンがあり、押したことで、はじめての方へという注釈カードが表示されている](/images/annotation-use-05.png)

同じ注釈を、相手の言語で出し分けます
注釈ごとに[+言語を追加]を押して、言語別の本文・リンク・画像を登録します。あとは閲覧している人の kintone の表示言語に合わせて、自動で切り替わります。利用者に操作は要りません。


見た目は、選ぶだけでも・細かく決めても
12種類の配色プリセット(情報・注意・警告・手順・メモ・強調・完了・質問・ふせん・黒板・ホワイトボード・ダーク)から選べば、色も形も見出しの帯もまとめて変わります。そのうえで、形状・枠線・色・影・幅・高さ・アイコンを個別に直すこともできます。
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| 決められること | 選べるもの |
|---|---|
| 配色プリセット | 12種類(選ぶと色・形状・枠線・影がまとめて変わります) |
| 形状 | 10種類(標準の四角/角丸3段階/吹き出し/ふせん風/左に色帯/上に色帯/枠だけ/枠なし) |
| 配色 | 背景・本文・ラベル背景・ラベル文字・アクセントを個別に指定 |
| リンク | 既定は自動(カードの背景に合わせて読める色を選びます)。色の指定も可能 |
| 枠線・影 | 太さ・線の種類・色/影は なし・弱・強 |
| 大きさ | 幅・高さを px で指定(0 なら中身に合わせる) |
| アイコン | 10種類から選択、大きさも指定 |
| 見出しラベル | 言語ごとに文字を入れると、カードの上に帯が出ます(空欄なら出ません) |
設定画面
注釈を一覧で管理し、1件ずつ[STEP 1 中身を書く]→[STEP 2 見せ方を決める]の順に設定します。左には実際の見え方が出ていて、閉じているとき・開いたときの両方をその場で確かめられます。
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① 注釈の一覧

② 1件の設定

③ 言語を足す

インストール手順
- 上の「無料でダウンロード」から
kw-annotation-v1.0.0.zipを保存します。 - kintone の「kintoneシステム管理」→「プラグイン」を開き、「読み込む」から zip を読み込みます。
- 注釈を出したいアプリで「アプリの設定」→「プラグイン」→「プラグインの追加」から追加します。
- 歯車アイコンから設定画面を開き、[+新しい注釈]で対象の画面を選び、実際の画面を開いて位置を決めて保存します。
- アプリを更新すると、利用者の画面に出ます。
プランについて
無料のままでも、注釈 1 件まで使えます(配置・見た目・画像・リンク・表示条件・モバイルは、すべて無料の範囲です)。複数の注釈と言語の出し分けが使えるようになるのが、プレミアム年間サポーターです(単品販売はありません)。
無料プラン
- ✅ 実際の画面を開いての配置(詳細・追加・編集・一覧)
- ✅ 見せ方3種類(常に表示/マウスを乗せたとき/クリック)
- ✅ 配色プリセット12種類・形状10種類・色や大きさの個別指定
- ✅ 画像・リンク・見せる相手の限定・印刷画面
- ✅ 表示する条件・ヘルプボタン
- ✅ モバイル対応・ゲストスペース対応
- ✅ 利用期限なし(注釈1件・既定の言語のみ/設定画面に控えめな広告あり)
プレミアム年間サポーター
- ✅ 注釈を何件でも設定できます
- ✅ 8言語の出し分け(本文・リンク・画像を言語ごとに登録)
- ✅ 言語テキストのまとめて書き出し・読み込み
- ✅ 設定画面の広告なし
- ✅ プレミアム全製品と、ちょこっとプラグイン全製品が使えます
できないこと・ご注意
- 注釈はアプリ共通の説明です。レコードごとに違う内容を出すことはできません(レコードに紐づく申し送りには、当社の付箋ボードが向いています)。
- モバイル版は、置きたい場所をドラッグで決められません。kintone のモバイル版にはレコード画面の任意の位置へ要素を置く API が無いため、注釈は画面の上部にまとめて表示されます(出る画面は PC と同じ一覧・詳細・編集・新規作成の4つです)。フォームの途中に出したい場合は、スペース要素を置いてその要素IDを[全体の設定]に入れると、その位置に表示できます(詳細・編集・新規作成の3画面で1か所・一覧は常に上部)。マウスを乗せたときの表示は、タップでの表示に読み替えます。カードの幅の指定はモバイルでは効きません(画面幅に合わせます)。
- 注釈は画面に重ねて表示するため、注釈の真下にある kintone のボタンや入力欄はクリックできなくなります。配置モードが警告しますが、保存は止めません(そこに置きたい場合もあるため)。警告が出たら、少しずらすか、常に表示ではなく「マウスを乗せたとき」「クリックしたとき」にしてください。
- 貼り先の目印(項目・見出し・ボタンの文字)がアプリの変更で無くなると、その注釈は表示されません。設定画面の一覧で警告が出るので、置き直してください。画面が壊れることはありません。
- 注釈に貼った画像は、ご利用中の kintone ドメイン内に自動で作られる保管アプリへ添付されます(画像を使わなければ作られません)。この保管アプリを削除すると画像は表示されなくなります。
- 設定は kintone のプラグイン設定に保存され、1アプリあたり 65,535 文字という kintone 側の上限があります。言語や注釈を増やすと近づくため、設定画面に現在の大きさを常時表示しています(8割を超えると警告します)。
- 表示する条件は画面を開いた時点のレコードの値で判定します。編集画面で値を書き換えても、保存して開き直すまで注釈は切り替わりません。
- 表示する条件で使う項目を、アクセス権で「閲覧できない」にした方には、その条件は成立せず注釈は出ません(見られない値では判定しないため)。「編集できない(閲覧のみ)」であれば条件どおりに出ます。条件で指している項目をアプリから削除した場合も、その条件は成立しません(設定画面に警告が出ます)。
- ヘルプボタンのオン・オフは、利用者ごと・ブラウザごとに記憶します(ブラウザの保存領域を使います)。別のパソコンやブラウザでは、はじめの状態から始まります。
- 保存しただけでは利用者の画面には出ません。[アプリを更新]まで行ってください(kintone の仕様です)。
よくある質問
kintone のボタンの隣や画面の上部に、説明を表示できますか?
フォームの編集は必要ですか?
注釈はどんなときに表示されますか?
英語で kintone を使っているメンバーにも、英語で説明を出せますか?
特定の人にだけ見せることはできますか?
ステータスやフィールドの値によって、出す注釈を変えられますか?
必要な人だけが、自分で説明を出せるようにできますか?
画像やリンクも貼れますか?
モバイルでも表示されますか?
無料でも使えますか?
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 下記の処理は、お客様の kintone ドメイン内で完結します
いずれもご利用中の kintone ドメイン内の API 呼び出しだけで動作し、外部の第三者へは送信しません。
- 注釈に貼った画像の保管(自ドメイン内):注釈に画像を貼ると、その画像を保管するためのアプリ(「注釈アシスト管理」)をご利用中の kintone ドメイン内に作成し、そこへ添付します(/k/v1/file.json・/k/v1/record.json・/k/v1/preview/app ほか)。作成は設定画面で画像を初めてアップロードしたときだけで、画像を使わなければ作成しません。保管アプリはお客様のものなので、中身の確認も削除もお客様の操作で行えます。いずれも自ドメイン内で完結し、外部へは送信しません。
- 閲覧者の所属組織の確認(自ドメイン内):「見せる相手」または「表示する条件」に組織・グループを使った注釈がある画面では、閲覧している方の所属組織とその上位組織・所属グループを確認します(/v1/organizations.json ほか)。「営業部」への指定を、その下の「営業一課」の方にも効かせるためです。返ってくるのは組織・グループの名前と親子関係だけで、レコードの値は含みません。ユーザーだけを指定した注釈では、この確認は行いません。
- 表示する条件の判定(自ドメイン内):「表示する条件」でレコードの値を使う注釈は、開いている画面のレコードの値を、kintone が画面の表示のために読み込んだデータから参照して判定します。そのための API 呼び出しはなく、値をどこかへ送ることもありません。「見ている人がアプリ管理者」「このレコードを編集できる」の条件を使う注釈がある画面でだけ、閲覧している方の権限を確認します(/k/v1/app/acl.json・/k/v1/records/acl/evaluate.json)。返ってくるのは権限の有無だけです。条件を使わない注釈しか無い画面では、これらの確認は行いません。
- ヘルプボタンの状態の記憶(お使いのブラウザ内):ヘルプボタンのオン・オフは、利用者ごとにお使いのブラウザの保存領域(localStorage)へ記憶します。記憶するのはアプリの番号・ログイン名・オンかオフかだけで、サーバーへは送りません。
- 注釈を貼る対象の読み取り(自ドメイン内):設定画面で対象を選ぶために、アプリのフォームと一覧の定義(/k/v1/app/form/fields.json・/k/v1/app/views.json)と、プロセス管理・カテゴリーを使っているか(/k/v1/preview/app/status.json・/k/v1/preview/app/categories.json)を読み取ります。また、配置モードで実際の画面を開くために、先頭レコードの番号だけを 1 件取得します(/k/v1/records.json・取得する項目は $id のみ)。設定画面ではレコードの値は読み取りません。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
書きたい場所に、書けるようにする
注釈アシストはプレミアム年間サポーター(税込 ¥16,500/年)に含まれます。単品販売はありません。無料のままでも注釈 1 件まで、すべての機能をお試しいただけます。
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