付箋ボード for kintone
付箋ボード for kintone は、レコード詳細画面にカテゴリ付きの付箋メモを自由な位置で貼り付け、レコード一覧の上部でカテゴリ別の未対応件数を集計表示する kintone プラグインです。標準の通知やコメントでは埋もれがちな「画面内での申し送り・気づき・備忘」を、貼る → 一覧で気づく → 対応する、の流れで取りこぼしません。v1.1.0 では、貼った場所に残る「ピン」と、一覧のどのレコードに付箋があるかが分かる「付箋マーク」を追加しました。レコードに付箋、一覧で気づく。通知とコメントの、いいとこ取り。
v1.1.0:貼った場所に「ピン」が残り、一覧でも付箋に気づけるようになりました
付箋は自由に動かせる反面、動かすと「どこに対するメモだったか」が分からなくなるという声をいただきました。v1.1.0 では、貼った場所にピンを残し、付箋とピンを線で結びます。項目の値に重なって読みにくいときは付箋を横へ動かせば、線がどの項目へのメモかを示し続けます。ピンをクリックすると付箋が元の位置に戻ります。ピンの形(丸・四角・ひし形・旗・画鋲・星)と色は設定で選べ、付箋ごとに刺すかどうかも切り替えられます。

画像をクリックすると拡大表示します
あわせて、レコード一覧のどのレコードに付箋があるかを、件数つきのマークで表示できるようにしました。これまでは「付箋から対象レコードへ飛ぶ」一方通行でしたが、一覧を見て「このレコードに付箋がある」と気づけます。マークを出す場所は左端のアイコン欄/指定した列の値の前/値のうしろから選べ、どれを選んでも行の高さは変わりません。数えるのはその人が見られる付箋だけなので、ほかの人の個人付箋は件数に入りません。件数バーで付箋を開いたときにどのレコードのものかが分かるよう、項目の値をタグで表示することもできます。タグに出す項目数の上限(1〜6)は管理者が決められ、管理者の設定と付箋を貼る人の追加を合わせた数で数えます。上限まで設定されていれば、貼り付け時の追加欄は出さずに理由を伝えます。

画像をクリックすると拡大表示します
設定画面では、ピンの形と色をその場で確かめながら選べます。項目を選ぶ欄は、チェックボックスを並べる形から名前で検索して選ぶ形に変えました(項目の多いアプリでも探せます)。付箋を貼るときのタグ選びも同じ検索方式です。あわせて、コメント/変更履歴のサイドバーを開閉すると付箋の位置がずれる不具合と、レコードを開いた直後に付箋が少しずつ動いて見える現象を修正しました(関連レコード一覧などの読み込みでフォームの高さが伸びるためで、位置が定まってから付箋を表示するようにしました)。

画像をクリックすると拡大表示します
既存ユーザーの方は、最新版(v1.1.0)をダウンロードして kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードしてください。設定と既存の付箋はそのまま引き継がれます。ピンと一覧マークを使うには、更新後にプラグインの設定画面で「保管アプリを最新にする」を一度実行してください(案内が表示されます)。なお位置ずれの修正にともない、これまでに貼った付箋の位置がわずかに変わります(気になる場合は貼り直してください)。
こんな課題を解決します
レコードへの申し送りや気づき、ちゃんと拾えていますか?コメントは流れ、通知は消え、対応済みは溜まっていく——その隙間を埋めます。
申し送りがコメントに埋もれる
「先方の確認待ち」「ここ注意」といったメモがコメント欄に流れてしまい、一覧画面では気づけない。通知は一度見ると消えてしまう。
未対応を俯瞰できない
「どのレコードに、どの未対応が残っているのか」をまとめて見られない。1件ずつレコードを開いて確認するしかない。
対応済みが溜まり続ける
対応が終わったメモを消す運用が回らず、古い付箋が積み重なって見づらくなる。作成者が異動・退職するとなおさら残る。
レコードに付箋、一覧で気づく
レコード詳細には対象箇所のそばに付箋を。一覧では上部にカテゴリ別の未対応件数を常設表示。画像はクリックで拡大できます。
貼るのは、クリックひとつ
「+付箋」から種類(カテゴリ/自由メモ)と本文を入力し、フォーム上の好きな位置をクリックして配置。貼ったあとはドラッグで移動・リサイズもできます。
一覧で気づき、その場で対応
件数カードをクリックすると付箋の一覧が開きます。各付箋から対象レコードへ別タブでジャンプ、その場で「対応済み」。対応者・作成者と日時も残ります。
主な機能
- 付箋の貼付(クリックで配置) — レコード詳細画面の「+付箋」から、カテゴリ(管理者が色・名前を定義)または自由メモ(色とタイトルを自分で指定)を選び、本文・公開区分を入力。フォーム上の好きな位置をクリックして貼り付けます。
- 移動・リサイズ・本文編集 — 貼った付箋はヘッダーをドラッグで移動、右下の角でリサイズ、本文をクリックでその場編集。位置・サイズは割合で保存され、開き直しても同じ場所に表示されます。
- ピンと線で「どこへのメモか」を残す — 貼った場所にピンが残り、付箋を動かしても線で結ばれます。項目の値に重なって読みにくいときは横へ避けられ、それでもどの項目への指摘かが分かります。ピンをクリックすると付箋が元の位置に戻ります。形(丸・四角・ひし形・旗・画鋲・星)と色は設定で選べ、付箋ごとに刺すかどうかも切り替えられます。
- 一覧の行に付箋マークと件数 — レコード一覧を見るだけで「このレコードに付箋がある」と分かります。出す場所は左端のアイコン欄/指定した列の値の前・うしろから選べ、どれでも行の高さは変わりません。数えるのはその人が見られる付箋だけで、他の人の個人付箋は件数に入りません。
- 付箋カードにレコードの項目をタグ表示 — 件数バーで付箋を開いたとき、「会社名:〇〇」「顧客No.:〇〇」のように、どのレコードの付箋かが分かる項目を表示できます(管理者の設定に加えて、貼る人が項目を追加することも可能)。
- タイトル濃色・本文薄色の配色 — 付箋はタイトル部が選んだ濃い色、本文部がそれに連動した薄いトーン。色はパステル10系統(黒・グレー・青・水色・赤・ピンク・オレンジ・黄・緑・薄緑)のプリセット+カスタムから選べます。
- 一覧の未対応件数バー — レコード一覧の上部に、カテゴリ別・自由メモタイトル別の未対応件数カードを「公開」「個人」に分けて常設表示。指定した一覧ビューにのみ表示されます。
- カード展開・レコードジャンプ・対応済み — カードをクリックすると付箋の要約・作成者/作成日時・対応者/対応日時を一覧化。各付箋から対象レコードを別タブで開いたり、その場で「対応済み/未対応に戻す」を連続操作できます。
- 公開/個人の秘匿制御 — 付箋ごとに公開(チーム共有)/個人(自分だけ)を選択。個人付箋は保管アプリのレコードアクセス権で作成者本人のみに秘匿され、他の人には件数にも一覧にも出ません(見た目だけのフィルタではありません)。
- 対応済みの自動削除 — 対応済みにしてから指定日数(既定30日・0で無効)を過ぎた付箋を自動削除。公開の対応済みは誰かが画面を開けば作成者に関係なく削除されるため、退職・異動したユーザーの付箋も溜まりません。
- 保管アプリのワンクリック自動生成 — 付箋データの保存先アプリを設定画面のボタンから同じスペース内に自動生成。フィールド・アクセス権(個人付箋の秘匿)・アイコンまで自動で構成します。
- kintone 完結・外部 API 不使用 — GAS・データベース・SaaS 連携は一切不要。付箋の保存・集計はすべて自ドメインの kintone REST API で完結します。
設定はかんたん
保管アプリの自動作成・件数バー対象一覧・カテゴリ・表示動作をフォームから設定するだけ。プログラミング知識は不要です。各画像はクリックで拡大できます。
「付箋保管アプリを自動作成」を押すだけで、フィールド・アクセス権・アイコンまで自動構成された保管アプリが生成されます。
未対応件数バーを表示する一覧ビューを選びます(複数選択可・テーブル形式の一覧のみ)。
カテゴリ名・付箋色(パステル10色+カスタム)・公開区分の既定を設定。リネームしても既存付箋は内部IDで追従します。
本文の文字数上限・一覧での要約文字数・付箋の初期サイズ(%)を設定します。
対応済みを最初から表示するか、対応済みにしてから何日で自動削除するか(既定30日・0で無効)を設定します。
画像をクリックすると拡大表示します
補足:付箋データの保管アプリは自動で作られます
「付箋保管アプリを自動作成」を押すと、同じスペース内に下記のような保管アプリ(フィールド・アクセス権・アイコンを自動構成)が生成され、付箋はここに kintone レコードとして保存されます。普段はこのアプリを直接操作する必要はありません。
インストール手順
レコード詳細・編集・一覧画面(PC 版)でご利用いただけます。
- 「プランについて」セクションのダウンロードボタンから
kw-sticky-board-v1.1.0.zipをダウンロード - kintone のシステム管理 → プラグインを開き、「読み込む」ボタンから ZIP をアップロード
- 使用するアプリのアプリ設定 → プラグインで「付箋ボード for kintone」を追加
- プラグイン設定画面で「付箋保管アプリを自動作成」を実行し、件数バー対象一覧やカテゴリを設定して「保存」(保管アプリの自動作成にはアプリ作成権限が必要です)
- kintone 右上の「アプリを更新」(デプロイ)をクリックすると、レコード詳細・一覧で付箋が使えるようになります
プランについて
基本機能は完全無料でご利用いただけます。広告エリアの非表示と改善要望の送付をご希望の場合は、年間サポーターをお選びください。
年間サポーター
- ✅ 全機能が利用可能
- ✅ プラグイン内の広告エリアが完全非表示
- ✅ プラグイン作成リクエスト・改善要望を送付可能
- ✅ サポーターの声を優先して開発に反映
プレミアム年間サポーター
- ✅ 販売中の全プラグインが対象
- ✅ プレミアム限定プラグイン(帳票デザイナー など)も利用可能
- ✅ 契約期間中にリリースされる新プラグインも追加料金なし
- ✅ 全プラグインの広告エリアが完全非表示
注意事項
- 本プラグインは KIZUNA Works が独自に開発したものであり、サイボウズ株式会社が提供・保証するものではありません。
- kintone はサイボウズ株式会社の登録商標です。
- 動作は Google Chrome/Microsoft Edge の最新版での確認を推奨します。
- 付箋の貼付・移動・編集はレコード詳細画面、閲覧は編集画面、件数バーはレコード一覧画面(PC 版・テーブル形式)で動作します。新規作成画面・モバイル版・カレンダー/カスタマイズビューでは動作しません。
- 付箋データの保管アプリの自動作成には、ログインユーザーのアプリ作成権限が必要です。
- 個人付箋は保管アプリのレコードアクセス権で作成者本人のみに秘匿されます。保管アプリのアクセス権を手動で変更しないでください。
- 対応済みの自動削除はレコード詳細・一覧を開いたときに実行されます。公開の対応済みはスペースメンバーが削除可・個人の対応済みは作成者本人が削除します。
- 「対応者/対応日時」は kintone の更新者・更新日時を使用します(対応済みにした後で本文を編集すると、対応者の表示がその人に変わります)。
- ゲストスペースは v1.0.0 では対象外です。
- 本プラグインの使用により生じたいかなる損害についても、KIZUNA Works は責任を負いません。
- ppk(秘密鍵)ファイルは配布物に含まれていません。
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
よくある質問
kintone 標準のコメントや通知と何が違いますか?
付箋データはどこに保存されますか?専用のアプリが必要ですか?
個人付箋は本当に他の人に見られませんか?
対応済みの付箋が溜まっていきませんか?
どの画面で使えますか?モバイルは対応していますか?
付箋の色や貼り付け位置は自由に決められますか?
このプラグインは無料で使えますか?
同一 kintone 環境内の複数アプリで利用できますか?
kintone のどのコースで使えますか?プラグイン読み込み機能は必要ですか?
JavaScript やプログラミングの知識は必要ですか?
対応している kintone バージョン・ブラウザは?
kintone のIPアドレス制限(アクセス制限)を使っていても利用できますか?許可リストに追加するIPはありますか?
年間サポーターに加入しているのに広告が表示されます。どうすればよいですか?
プラグインを最新版に更新する方法を教えてください。
更新が出たことに自動で気づく方法はありますか?
不具合や改善要望はどこに連絡すればいいですか?
プラグインを気に入っていただけましたか?
基本機能は無料でご利用いただけます。
広告非表示・サポーター特典付きの「年間サポーターライセンス」もご用意しています。
関連プラグイン
レコード画面・一覧をさらに使いやすくする kintone プラグイン
ご質問・ご要望
プラグインのご質問や改善要望など、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ