ルックアップ自動同期 for kintone
マスターを直せば、参照先も自動で最新に。
ルックアップ元(マスター)のレコードを更新すると、その値をコピーした参照先アプリの既存レコードを自動で追従更新。「マスターは直したのに、コピー済みの値が古いまま」を解消します。
v2.0.2:重複しうるキー(重複禁止なし)のルックアップにも対応しました
これまで自動同期は、ルックアップのコピー元キーが一意(「値の重複を禁止する」設定あり)の場合のみ動作しました。v2.0.2 では、会社名・商品名・氏名のように重複しうるキーのルックアップにも、目的に応じて選べる2つの同期方式(方式1・方式2)で対応します。あわせて、参照先での入力時の自動補完や、PC/モバイル両対応、参照先スクリプトの更新再登録の通知も追加しました。
最新版(v2.0.2)を kintone システム管理 →「プラグイン」→「読み込む」から上書きアップロードしてください。プラグインIDは変わらないため既存の設定は引き継がれます。方式1・方式2の選び方は、下記「重複しうるキーのルックアップを同期するには」をご覧ください。
ルックアップ自動同期 for kintone は、ルックアップ元(マスター)のレコードを更新すると、その値をルックアップでコピーしている参照先アプリの既存レコードを自動で追従更新する kintone プラグインです。kintone 標準のルックアップは、取り込んだ後にマスターを直しても過去のコピー値は古いまま残ります。本プラグインは、マスターの会社名・単価などの変更を検知し、それを参照している受注・在庫・請求などのレコードを自動で最新化。対象は自動スキャンで検出し、サブテーブル内のルックアップにも対応。導入前からの既存データも「今すぐ全件同期」で一括更新でき、業務データは外部に送信しません。「プレミアムプラグイン」シリーズの一つです。
マスターの変更が、参照先へ自動で伝わる
商品名・カテゴリ・メーカー・単価などを管理するマスターアプリ。このレコードを更新するだけ。
マスターをルックアップしている参照先アプリの既存レコード(600件)のコピー値が、保存操作なしで自動追従。
マスターを1件直すだけで、そのマスターを参照している全レコードのコピー値が最新に更新されます。
主な機能
参照先は「スキャン」で自動検出
設定画面の「スキャン実行」を押すと、ドメイン内の全アプリを走査し、このマスターを参照しているルックアップフィールドを自動検出します。コピーするフィールド(フィールドマッピング)も各ルックアップ設定から自動で読み取るため、手入力のマッピングは不要。検出された参照先を「有効」にして同期モードを選ぶだけです。
サブテーブル内のルックアップにも対応
トップレベルのルックアップだけでなく、サブテーブル内のルックアップにも対応。発注明細のように、明細行ごとに商品マスターをルックアップしているケースでも、該当する行のコピー値だけを正しく追従更新します。関係のない行や他の列の値には影響しません。
自動・手動モードを対象ごとに選べる
対象ごとに自動(保存後すぐ反映)か手動(確認ポップアップで選んで実行)を選択できます。自動対象は保存直後に静かに反映し、手動対象は確認ポップアップで内容を確かめてから実行。反映件数も確認できるので、影響範囲を把握しながら安全に同期できます。
今すぐ全件同期
導入前からある既存レコードや反映漏れも、参照先アプリの全レコードのコピー値をワンクリックで一括最新化。件数無制限で、100件ずつ分割して実行します。
ルックアップキーの変更にも追従
商品コードなどのルックアップキー自体を変更した場合も、旧キーで参照先レコードを探し、新しいキーとコピー値に更新します。
大量レコード対応
カーソル方式で分割取得し、100件ずつ更新。数百〜数千件の参照先でも動作を確認しています。
複数参照・複数ルックアップ
1つのマスターを複数のアプリが参照していても、1つのアプリに複数のルックアップがあっても、対象ごとに個別検出・独立して同期します。
必要なときだけ動く
コピー元の値が変わっていないときは同期しません。関係のないフィールドだけを変更した保存では、ポップアップも出ず余計な更新を行いません。
kintone 完結
同期はすべて自ドメインの kintone REST API で完結。外部サーバーへ業務データを送信しません。ゲストスペース内のアプリにも対応しています。
重複しうるキーのルックアップを同期するには
本プラグインは、kintone 標準のルックアップが持つ API 上の弱点を補う設計です。まずその弱点を整理し、そのうえで v2.0.2 で選べる 3つの方式を説明します。
標準ルックアップの弱点(kintone の仕様)
- 取り込み後にマスターを直しても、コピー済みの値は古いまま残る(ルックアップは「取得した時点の値」を保存するため)。
- コピー先フィールドはREST API で個別に更新できない。値を直すにはキーを再セットして「再取得」するしかない。
- その再取得は、コピー元キーに「値の重複を禁止する」(一意キー)が必須。会社名・商品名・氏名のように重複しうるキーでは、再取得も REST 経由の一括反映もできない(同じキーの候補が複数あり、どれを取り込むか決められないため)。

▲ 同名(重複しうるキー)の例。標準では「どのレコードか」を1件に決められず、自動反映が効きません。(画像はクリックで拡大)
他の手段との違い(比較)
| 観点 | 標準ルックアップ のみ | 手動で 直す運用 | 自作 JS カスタマイズ | 本プラグイン (方式1/方式2) |
|---|---|---|---|---|
| マスター更新を参照先へ自動追従 | × | ×(都度手作業) | △(作り込み次第) | ◎(方式2) |
| 重複しうるキー(重複禁止なし)に対応 | × | △ | △(要実装) | ◎ |
| 同名でも正確に1件を特定 | × | △(目視) | △ | ◎(レコード番号で照合/方式2) |
| 一覧・集計・CSV にも反映(値を実体化) | × | ○ | △ | ◎(方式2)/△(方式1は表示のみ) |
| アプリ構成を変えずに導入 | — | ○ | △ | ○(方式1)/△(方式2はデタッチ設定) |
| 導入・保守の手間 | — | 大(件数分) | 大(開発・保守) | 小(スキャン→有効化) |
| 外部サーバー | 不要 | 不要 | 実装による | 不要(kintone 完結) |
◎=得意 ○=可 △=条件付き ×=不可。「標準ルックアップのみ」は取得時のコピーのみで、その後の追従はできません。
キーの状態で選ぶ、3つの方式
設定画面で対象を有効化すると、コピー元キーが重複禁止でない場合に次の3つから選べます。

▲ 方式選択(画像はクリックで拡大)
【推奨】一意キー化
マスターのキー項目に「値の重複を禁止する」を設定するか、値が重複しない項目(管理コード・番号など)をキーにします。設定するだけで自動同期が安定動作し、アプリ側の追加設定は不要。最もシンプルで確実です。
方式1:表示のみ(軽量)
アプリ構成は変えず、参照先に検知用スクリプトを登録。詳細画面でマスター更新を通知し、ワンクリックで再取得・保存できます。導入は軽いですが、表示値は保存済みのままで絞り込み・集計・CSV には反映されません。
方式2:デタッチして自動同期
マスターのレコード番号を照合キーに使い、コピー先項目をルックアップから外して(デタッチ)プラグインが直接更新します。同名でも正確で、保存値が実体化するので一覧・集計・CSV にも反映。入力時の自動補完にも対応します。
方式1:更新の通知(軽量・表示のみ)
アプリ構成を変えたくない場合の軽量な選択肢。詳細画面を開いたときにマスターが更新されていれば「更新されています」と通知し、編集画面で再取得して保存できます。保存はユーザー起点の1件更新で、一覧・集計・CSV への自動反映や、シート編集などのカスタムビューでの上書き表示は行いません(全ビュー・全項目で最新化したい場合は方式2をご利用ください)。

方式2:デタッチ型(同名でも正確に自動同期)
設定画面で対象のマッピング(マスター項目 → 参照先項目)を確認し、「自動デタッチ&照合キー設定」を実行すると、参照先アプリに照合キー(マスターのレコード番号)を用意してコピー項目を安全に切り替えます。以降はマスター保存で参照先が自動追従し、参照先での入力時にも自動補完されます。

⚠ 方式2をご利用の際の注意 — コピー先の「ルックアップ設定」が外れます
方式2 では、同期対象のフィールドをルックアップの「他のフィールドのコピー」設定から自動的に外します(デタッチ)。デタッチ後、その項目は kintone 標準ルックアップによる自動コピーではなく、本プラグインが直接更新する仕組みに切り替わります(フィールド自体と保存済みの値は残ります)。
- 参照先アプリのフォーム設定が変更されるため、この初期設定(デタッチ)を実行する管理者アカウントが、参照先アプリの「アプリ管理」権限を持っている必要があります。※レコードを入力・保存するだけの一般ユーザーには特別な権限は不要です(入力時の自動補完は誰でも動作します)。
- デタッチと同時に、照合用の不可視フィールド(マスターのレコード番号を保持)が参照先に追加されます。
- デタッチした項目は、標準ルックアップの「取得」では自動で埋まらなくなります(入力時の補完は本プラグインが行います)。
- 設定画面の「元に戻す(再アタッチ)」で、いつでも元のコピー設定へ戻せます。
- 組織選択・グループ選択の項目は、入力時の自動補完の直後(編集中)は組織コードが表示される場合があります(kintone の仕様)。保存すると正しい表示名に解決され、一覧・詳細・CSV では表示名になります。保存されるデータは正しく、問題ありません。
※ アプリ構成を変えたくない場合は、表示のみの方式1、または運用上ゆるされるなら一意キー化(推奨)をご検討ください。
入力時の自動補完(方式2)
参照先で商品名などを選ぶと、同名の候補が複数あっても選んだ1件のレコード番号で照合し、型番・単価などのコピー項目を自動で補完します。PC・モバイルの両方で動作します。

方式2 の導入手順(4ステップ)
設定はすべてマスターアプリのプラグイン設定画面から行います。参照先アプリのフォームを手で編集する必要はありません(プラグインが自動で処理します)。
参照先をスキャンし、対象を有効化して「方式2」を選ぶ
マスターアプリにプラグインを追加し、設定画面で「スキャン実行」を押すと、このマスターを参照しているルックアップが自動検出されます。対象を有効化し、コピー元キーが重複禁止でない場合に表示される「方式2:デタッチして自動同期」を選びます。

マッピングを確認し「自動デタッチ&照合キー設定」を押す
コピーするフィールドの対応(マスター項目 → 参照先項目)は、ルックアップ設定から自動で読み取られます。内容を確認し、「自動デタッチ&照合キー設定」ボタンを押します(確認ダイアログで「OK」)。
※このボタンを押す管理者アカウントに、参照先アプリのアプリ管理権限が必要です。

プラグインが自動で初期設定を実行 →「設定済み」を確認
ボタン1つで、参照先アプリに次を自動実行します:①照合用の不可視フィールド(マスターのレコード番号)を追加 ②同期対象をルックアップのコピー設定から外す(デタッチ) ③アプリを更新 ④既存レコードに照合キー(番号)を埋め込み。「状態:設定済み」と表示されれば完了です(「元に戻す(再アタッチ)」でいつでも復元できます)。

「保存」してアプリを更新 → 完了
設定画面の「保存」を押し、アプリの設定に戻って「アプリを更新」で反映します。以降は、マスターを保存するだけで参照先が自動追従し、参照先での入力時にも自動補完されます。導入前の既存レコードは、各対象の「今すぐ全件同期」でまとめて最新化できます。
まず「一意キー化」がおすすめ
運用上ゆるされるなら、コピー元キーを一意(重複禁止)にするのが最もシンプルで確実です。一意キーにできない場合に、全ビューで最新化したいなら方式2、アプリ構成を変えず軽く導入したいなら方式1をお選びください。
プランについて
無料プランでも1組の参照先に全機能をお試しいただけます。複数の参照先へまとめて同期する機能と広告非表示は、プレミアム年間サポーターで解放されます(単品販売はありません)。
無料プラン
- ✅ 1組の参照先に全機能を適用
- ✅ 自動・手動モード/サブテーブル/今すぐ全件同期をすべて利用可
- ✅ 反映件数は無制限・利用期限なし
- ✅ レコード一覧画面に控えめな広告エリア表示あり
プレミアム年間サポーター
- ✅ 複数の参照先へまとめて同期(有効化数の制限なし)
- ✅ プラグイン内の広告エリアが完全非表示
- ✅ 自動・手動・サブテーブル・全件同期など全機能
- ✅ 販売中の全プラグインも対象(契約期間中に新しく公開されるプラグインも追加料金なし)
機能の詳細比較
| 機能 | 無料プラン | プレミアム年間サポーター |
|---|---|---|
| 同時に同期できる参照先の数 | 1組 | 無制限 |
| 自動・手動モード | ◯ | ◯ |
| サブテーブル対応 | ◯ | ◯ |
| 今すぐ全件同期・大量レコード対応 | ◯ | ◯ |
| ルックアップキー変更の追従 | ◯ | ◯ |
| レコード一覧画面の広告 | あり | なし |
インストール手順
- システム管理者で kintone にログインし、歯車アイコン → kintone システム管理 → プラグイン を開きます。
- 「読み込む」をクリックして、プラグイン zip をアップロードします。
- ルックアップ元(マスター)アプリで アプリの設定 → プラグイン → 「+ プラグインを追加」 から本プラグインを追加します。
- プラグイン一覧の歯車アイコンから設定画面を開き、「スキャン実行」で参照先を検出します。
- 同期したい参照先を「有効」にし、自動/手動の同期モードを選びます。
- 「保存」→「アプリを更新」を実行して反映します。導入前の既存レコードは「今すぐ全件同期」で最新化できます。
ご利用にあたっての注意
- 自動同期は「コピー元キーが一意キー(値の重複を禁止する設定)」のルックアップでのみ動作します。「値の重複を禁止する」が設定されていないキーでは、現在は同期・全件同期ともに動作しません。重複禁止でないキーに対応する新バージョンを準備中です。
- 本プラグインはルックアップ元(参照される側=マスター)アプリに追加します。参照している側のアプリではありません。
- コピー項目のフィールド単位でのオン/オフはできません。 kintone の仕様上、ルックアップキーを再セットすると、そのルックアップに設定された全コピー項目が一括で再取得されるためです。
- 参照先アプリを後から追加した場合は「スキャン実行」の再実行が必要です。取り込み前の既存レコードは「今すぐ全件同期」で追従できます。
- 同期には、実行ユーザーに参照先アプリのレコード閲覧・編集権限が必要です。権限のないアプリはスキャン・同期の対象外になります。
- 同期はPC版のレコード保存時および設定画面の「今すぐ全件同期」で動作します。
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
よくある質問
kintone でマスターを更新したとき、ルックアップのコピー値も更新できますか?
どちらのアプリに追加しますか?
「値の重複を禁止する」が設定されていないキー(会社名・商品名など)のルックアップでも同期できますか?
方式1と方式2はどう違いますか?
方式2を選ぶと、参照先アプリの設定は変わりますか?元に戻せますか?
モバイルでも使えますか?
対象アプリやフィールドの設定は難しいですか?
サブテーブル内のルックアップにも対応していますか?
導入前からある既存レコードも最新化できますか?
レコード数が多くても大丈夫ですか?
特定のコピー項目だけ更新できますか?
外部にデータが送られませんか?
ゲストスペースのアプリでも使えますか?
単品で購入できますか?
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ルックアップ自動同期をはじめ、販売中の全プラグインをご利用いただけます。年額 ¥16,500(税込)。まずは無料プランでお試しいただけます(利用期限なし)。
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