ルックアップ絞り込み for kintone
選択画面を探しやすく、候補を絞り込む。
探しやすい選択画面に
[取得]で、打つたびに候補が絞れる検索画面が開きます。項目と並びは kintone のルックアップの設定どおり。選択肢・数値・ユーザー・組織でも探せ、数万件のマスタも全件から探せます。
候補そのものを絞り込む
入力中のレコードの値で候補を決めます(標準の「絞り込みの初期設定」では書けない突き合わせ)。場面ごとの切り替えや、条件に合わない値の保存時チェックも。
ルックアップごとに、絞り込まずに探しやすい検索画面としてだけ使うか、入力中のレコードの値に応じて絞り込むかを選べます。kintone 標準の「絞り込みの初期設定」は参照先アプリの条件しか書けず、入力中のレコードの値を見られません。本プラグインは入力中のレコードのフィールドと突き合わせて候補を決めるので、案件ごとに候補が変わります。条件に合わない値のまま保存しようとしたときは、保存を止めるか、確認して保存するかを選べます。
v1.3.2:kintone 側で変えた絞り込みの初期設定と並びが、すぐ反映されるようになりました
kintone のルックアップの設定にある「絞り込みの初期設定」と「レコードのソート」を、プラグイン設定の保存後に変えたとき、プラグインの設定を開いて保存し直さなくても、レコード画面を開き直せば[取得]の選択画面と保存時の確認に反映されます。
テーブル内・テーブル外の両方、パソコン・スマートフォン(スマートフォンはテーブル外のみ)、ゲストスペースで同じです。
すでにお使いの方は、最新版をダウンロードして kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードするだけで適用できます。設定はそのまま引き継がれます。
まとめて更新 当社のプラグインを何本もお使いなら、KIZUNAブリッジの[プラグインの更新]タブで、選んだものをまとめて最新版に上書きできます(1 本あたり約 3 秒)。 KIZUNAブリッジの一括更新を見る →
候補が多すぎて、選ぶのに時間がかかる
取引先マスタ、商品マスタ、従業員マスタ。ルックアップの参照先が育つほど、[取得]を押して開く一覧は長くなります。目的の 1 件を探して選ぶだけの操作に時間がかかり、似た名前を取り違えれば後の集計まで狂います。
標準の絞り込みは入力中のレコードを見られない
kintone の「絞り込みの初期設定」に書けるのは「営業所 = 東京」のような決まった値だけです。「この案件の担当営業所と同じ取引先だけ」のように、レコードごとに変わる条件は書けません。
アプリを分けると運用が増える
営業所ごとにマスタアプリを分ければ絞れますが、アプリの数と権限設定が増え、マスタの二重管理が始まります。区分が 2 つ重なれば、アプリの数は掛け算で増えていきます。
選んではいけない値を選べてしまう
候補が絞られていないので、他営業所の取引先や取り扱いのない商品もそのまま選べます。気づくのは月末の集計や請求の直前で、直すには関係するレコードをすべて洗い直すことになります。
[取得]を押すと、絞り込まれた一覧が開く
レコードの〈対象サービス〉に「kintone」が入っているとき、商品リストの〈サービス種別〉が kintone のものだけを候補にした例です。参照先には 90 件の商品がありますが、候補は 21 件になります。


絞り込まずに、検索画面としてだけ使う
候補を絞る必要はないけれど、標準の選択画面は探しにくい——そんなルックアップは、設定で「絞り込まない」を選ぶだけです。[取得]を押すと、上と同じ打つたびに絞れていく検索画面が開きます。ルックアップの「絞り込みの初期設定」があれば、それだけは効きます。
![設定画面の②カード。「条件で絞り込む」「絞り込まない」の2択で「絞り込まない」が選ばれ、候補は10800件、[取得]の画面には先頭500件を出しキーワードで全件から探すと表示されている](/images/lookup-filter-config-06.png)
- ルックアップごとに選べます。同じアプリのルックアップを、絞り込むもの・絞り込まないものに分けて設定できます。設定しなかったルックアップは kintone 標準の選択画面のままです。
- 件数が多いマスタは、キーワードで全件から探します。最初に並ぶのは先頭の 500 件ですが、キーワードを入れると参照先の全件(最大 1 万件)から探し、見つかった分から表示します。品番を最後まで打てばほぼ 1 秒で見つかります。
- 場面と組み合わせられます。「区分が A のときは営業所で絞り、それ以外は全件から探す」のように、場面ごとに絞る・絞らないを切り替えられます。

[取得]の画面は、kintone の設定どおり。文字列以外も探せる
kintone のルックアップの設定「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」で決めた項目と並びを、そのまま[取得]の画面に使います。項目や並びを直したいときは、kintone のアプリの設定で直すだけです。
![ルックアップの[取得]で開いた画面。列は kintone のルックアップの設定どおり商品名・ランク・単価の順でキーの列は無く、「特注」と打つと参照先の全件からランクが特注品の商品が見つかっている](/images/lookup-filter-columns.png)
![ルックアップ絞り込みの設定画面の「見え方の設定」タブ。[取得]の画面の列は「kintone のルックアップの設定に従う」で商品名・ランク・単価が番号付きで並び、その下に参照先の実際のレコードを使った[取得]の画面のプレビューが出ている](/images/lookup-filter-config-07.png)
- 関連付けるキーは、表示設定に入っていなければ出しません。値のセットには内部で使うので、コピー先の取得には影響しません。
- kintone 側で並びを変えると、レコード画面を開き直せば反映されます。プラグインの設定を保存し直す必要はありません。ルックアップの「絞り込みの初期設定」「レコードのソート」も同じで、変えるとすぐ選択画面と保存時の確認に反映されます(v1.3.2)。
- 列を自分で決めることもできます。設定画面で「このプラグインで列を指定する」を選ぶと、出す列を選んで▲▼で並べ替えられます。「kintone に従う」のときは、今の並びを番号付きで確認できます。
- 設定画面でプレビューを確かめられます。「見え方の設定」の下に、参照先の実際のレコードを使った[取得]の画面が出ます。幅・条件の表示・件数・取得上限・列を変えると、その場で反映されます。プレビューで行を選んでも、値は入りません。
- 選択肢の項目:打った文字を含む選択肢に当たります(「営業」で「第一営業部」)。ドロップダウン・ラジオボタン・チェックボックス・複数選択が対象です。
- 数値・レコード番号・数値の計算・日付の項目:値をそのまま打ったときに当たります(「1,200」「2026/10/10」も可)。
- ユーザー選択・組織選択・グループ選択の項目:名前の一部かログイン名で当たります(作成者・更新者・作業者も)。ゲストスペースでは、スペースのメンバーだけで探します。
レコードの見た目は変わらない
追加されるボタンや枠はありません。いつもどおり[取得]を押すだけです。上の〈対象サービス〉を選んでから明細の〈型番〉を取ると、そのサービスの商品だけが候補になります。

条件に合わない値は、保存の前に止める
候補を減らすだけでは、取得したあとに条件のフィールドを変えられたときに不整合が残ります。保存時ガードは、保存の直前に条件を満たしているかを確認し、満たしていなければ保存を中止して理由を表示します。止めるのではなく確認して保存するかを選ばせることもできます。

取得後に条件が変わったときの動きは選べます
- ルックアップの値をクリアする(既定)— 条件が変わった時点で取り直しを促します。
- 値は残し、選び直しを促すメッセージを出す — 入力途中の値を消したくない場合に。
- 何もしない — 上の保存時ガードでだけ検出します。
条件に合わない値で保存しようとしたときの動きも選べます
- 保存を止める(既定)— 上の画面のように、該当の欄に理由を出して保存を中止します。
- 確認して、保存するか選べるようにする — 「このまま保存しますか?」と聞き、どの欄の何行目にどの値が入っているかを一覧で出します。[このまま保存]で保存、[戻って直す]で保存せずに編集へ戻ります。
- 何もしない — 保存時の検査をしません(候補の絞り込みはそのまま効きます)。
設定は、1 文の空欄を埋めるだけ
「参照先の〈○○〉が、入力中のレコードの〈○○〉と一致するものだけを候補にします」— この 1 文を埋めると、読み下した文と実際のレコードで試算した候補の件数がその場に出ます。保存する前に結果を確かめられます。

右辺に指定できるもの
- 入力中のレコードのフィールド — 案件の営業所・区分・取引先など。標準の絞り込みの初期設定では書けません。
- 見る人ごとの対応表 — 「A 店舗の人には A 店舗の従業員だけ、統括には A・B・C すべて」を表で設定。
- 操作している人 — ログインユーザー本人、その優先組織。
- 実行するときの日付 — 「今日以降のもの」「30 日以内のもの」など。
- 自分で決めた値 — 固定値での指定。
LOGINUSER() / PRIMARY_ORGANIZATION() / TODAY() などが使えます)。標準側にできないのは、入力中のレコードの値との突き合わせと、見る人ごとの対応表、場面ごとの切り替え、保存時ガードです。標準側では and と or を混在させることもできません(1 つの条件式ではどちらか一方だけ)。はじめて開いたときは、この 2 つだけ

よくある例から作れます

場面によって、絞り方を変える
「新規のときは営業所で、更新のときは担当者で」「区分 A なら在庫のあるものだけ、区分 B なら全件」— 条件のセットを複数持ち、上から順に判定して最初に当てはまった 1 つを使います。複数を AND で重ねることはしません。
- どのセットにも当てはまらないときは絞り込みません(標準どおりの候補になります)。
- 「常に絞り込む」セットを上に置くと、その下のセットには到達しません。設定画面で警告が出ます。
- 絞り込むタイミングをステータス・入力値・実行する人で限定できます。
ルックアップサジェストと組み合わせる
当社のルックアップサジェスト(無料)を v3.0.0 以上にすると、入力中に出る候補にも同じ絞り込みが効きます。[取得]を押す前の段階から、選べる候補が正しくなります。



インストール手順
- 上の「無料でダウンロード」から
kw-lookup-filter-v1.3.3.zipを保存します。 - kintone の「kintoneシステム管理」→「プラグイン」を開き、「読み込む」から zip を読み込みます。
- ルックアップを設置しているアプリで「アプリの設定」→「プラグイン」→「プラグインの追加」から追加します。
- 歯車アイコンから設定画面を開き、1 文の空欄を埋めて保存します。候補の件数がその場に出るので、意図どおりか確認できます。
- アプリを更新すると有効になります。
プランについて
無料のままでも、ルックアップ 1 つ・絞り込み 1 通りまで使えます(右辺に指定できるものと保存時ガードは、すべて無料の範囲です)。複数のルックアップ、場面ごとの条件セット、見る人ごとの対応表、そしてルックアップサジェストとの連携が、プレミアム年間サポーターで解放されます(単品販売はありません)。
無料プラン
- ✅ 入力中のレコードの値で候補を絞り込む
- ✅ 絞り込まずに検索画面として使う・全件からのキーワード検索
- ✅ [取得]の画面は kintone の設定どおりの項目と並び・選択肢や数値、ユーザーなども検索
- ✅ 右辺は フィールド/操作している人/実行日/固定値
- ✅ 保存時ガード(条件に合わない値は保存を中止/確認して保存)
- ✅ 取得後に条件が変わったときの動作を選択
- ✅ サブテーブル内のルックアップ・ゲストスペース
- ✅ 利用期限なし(ルックアップ1つ・絞り込み1通り/設定画面に控えめな広告あり)
プレミアム年間サポーター
- ✅ 複数のルックアップを絞り込む
- ✅ 場面ごとの条件セット(上から順に判定)
- ✅ 見る人ごとの対応表(この人にはこの範囲)
- ✅ ルックアップサジェストとの連携(入力中の候補にも適用)
- ✅ 設定画面の広告なし
- ✅ プレミアム全製品と、ちょこっとプラグイン全製品が使えます
上位版の KIZUNA Pro プラグインもお使いになる場合は、KIZUNA Pro 年間サポーター(税込 ¥27,500/年)をお選びください。このプラグインを含む、ちょこっと&プレミアムプラグインもすべて対象です。
できないこと・ご注意
- 優先組織が設定されていない利用者では、優先組織を使った条件が無視され、全候補が表示されます(保存時ガードも同じ条件で判定するため止まりません)。これは kintone のクエリ関数
PRIMARY_ORGANIZATION()の仕様で、公式ドキュメントに「優先する組織が設定されていない場合、その条件は無視され、それ以外の絞り込み条件を満たすすべてのレコードが取得されます」と記載されています。優先組織を条件に使う場合は、対象の利用者に優先組織が設定されていることをご確認ください。 - モバイル版はテーブル外のルックアップに対応します。テーブル内のルックアップは PC 版のみです。
- 時刻・日時・添付ファイルの項目は、検索の対象外です。選択肢・数値・日付・ユーザー・組織・グループは探せます(数値・日付は、値をそのまま打ったときに当たります)。
- ユーザー・組織・グループは、1 つの項目で当てる人や組織は最大 50 件までです。ユーザーが 5,000 人を超える環境では、それより後のユーザーは名前では探せません。ゲストスペースでは、スペースのメンバーだけで探します。
- キーワードでの全件検索は最大 1 万件までです。kintone の検索は単語単位のため、1 つの語に当たるレコードが 1 万件を超えると、打ちかけの語では探し切れないことがあります(品番・コードを最後まで打てば見つかります)。
- kintone 標準の「絞り込みの初期設定」はそのまま残して構いません(AND で組み合わせて動きます)。標準側だけで足りる場合は、本プラグインは不要です — 固定値での絞り込み、ログインユーザーや優先組織での絞り込み、実行日での絞り込みは、標準の絞り込みの初期設定だけで設定できます(クエリ形式の関数が使えます)。本プラグインが必要になるのは、入力中のレコードの値で候補を変えたいとき、見る人ごとに範囲を変えたいとき、場面によって絞り方を切り替えたいとき、そして条件に合わない値の保存を止めたいときです。
- 参照先アプリに対する閲覧権限は kintone 本体の設定どおりに働きます。権限のないレコードは候補にも出ません。
- 「レコードを再利用する」で作るレコードは、新規作成と同じく写された値もすべて検査します。ほかの人の範囲の値が写っていると「保存を止める」設定では保存できません(候補では選べない値を持つレコードを再利用で作れないようにするためです)。写された値を残したい場合は「確認して、保存するか選べるようにする」をお選びください。
よくある質問
kintone のルックアップの候補を、レコードの値で絞り込めますか?
kintone 標準の「絞り込みの初期設定」との違いは何ですか?
操作している人によって候補を変えられますか?
新規作成のときと編集のときで、絞り方を変えられますか?
取得したあとに条件のフィールドを変えられたら、どうなりますか?
条件に合わない値を保存できてしまうことはありませんか?
ルックアップサジェストと一緒に使えますか?
サブテーブル(テーブル)の中のルックアップにも使えますか?
設定が難しくありませんか?
絞り込まずに、検索しやすい選択画面としてだけ使えますか?
参照先のレコードが何万件もあっても探せますか?
kintone のルックアップで設定した並びにできますか?
選択肢やユーザー、組織でも探せますか?
無料プランではどこまで使えますか?
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
ルックアップの候補を、レコードに合わせる
ルックアップ絞り込みはプレミアム年間サポーター(税込 ¥16,500/年)に含まれます。単品販売はありません。無料のままでもルックアップ 1 つ・絞り込み 1 通りまでお使いいただけます。
プレミアム年間サポーターを見る →