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2026.08.04 新着リリース

kintone プラグイン「一覧コントロール」v1.0.0 を公開しました

kintone プラグイン「一覧コントロール for kintone」を公開しました。レコード一覧・グラフの表示/非表示を、ユーザー・組織・グループ単位で出し分けるプラグインです。

kintone は仕様上、一覧そのものにアクセス権を設定できません。そのため部署別・担当者別に一覧を作り込むと、切替ドロップダウンが 20 件を超えて「自分に関係のない一覧まで並ぶので目的の一覧を探せない」という状態になりがちです。また「既定の一覧」はアプリに 1 つしか決められないため、人によって最初に見たい一覧が違っても対応できませんでした。

本プラグインは、ユーザー・組織・グループの組み合わせに名前を付けた「対象者セット」ごとに、表示する一覧・グラフと「最初に開く」一覧を指定します。設定はすべてノーコードで、JavaScript の記述も外部サービスの契約も必要ありません。

担当者ごとに、必要な一覧だけを残す

対象者セットごとに「表示する一覧」にチェックを入れると、それ以外の一覧が切替ドロップダウンから消えます。グラフ(レポート)も同じ仕組みで絞り込めるので、経営層向けの推移グラフや原価入りの集計を一般メンバーの切替から外す運用がそのまま作れます。

組織は親子ツリーから選べて、組織ごとに「子組織を含める」を切り替えられます。複数のセットに当てはまる人には、それぞれで許可された一覧が合算されて表示されます。

「最初に開く」一覧も対象者ごとに指定できます

「表示する一覧」のチェックリストにある を選ぶだけで、そのセットの人がアプリを開いたときに最初に表示する一覧を決められます。適用タイミングは「セッション初回のみ」(既定)と「毎回」から選べます。

URL に ?view= が付いているとき(ブックマークや通知リンクからの遷移)はどちらでも適用しないため、共有したリンクが別の一覧に飛ぶことはありません。また kintone の既定の一覧がその人の表示対象外だった場合は、必ず「表示できる一覧」へ寄せるので行き止まりを作りません。

設定内容は保存前に確認できます

設定画面の左下に「一覧 × 対象者セット」のマトリクスをライブ表示します。表示・非表示・最初に開くが記号でひと目で分かり、「誰にも表示されない一覧」がある場合や指定の矛盾がある場合は警告が出ます。設定後に削除・追加された一覧やグラフも自動で検出してお知らせします。

表示対象外の一覧を URL で直接開かれた場合は、黙って空にせず案内パネルとその人が見られる一覧へのリンクを表示します。案内文は設定画面で自由に書き換えられます。

kintone 公式 API で制御します

表示制御は kintone 公式の JS API(showViewSelectorItems / showReportSelectorItems)で行い、一覧切替の DOM は操作しません。kintone のアップデートに強く、DOM 操作型のカスタマイズより他プラグインと競合しにくい作りです。

設定は 1 系統で PC 版・モバイル版の両方に適用され、ゲストスペースにも対応します(ゲストスペースでは kintone 側の制約により対象者をユーザー指定でご利用ください)。所属情報の取得はログインしてから最初の 1 回だけで、以降はブラウザ内に保持した情報で判定するため、一覧を開くたびの通信は発生しません。

なお本プラグインは画面上の表示制御であり、kintone のアクセス権の代替ではありません。REST API でのレコード取得・CSV 書き出し・全体検索・プラグインを無効にした場合は制御されません。見せてはいけないデータは kintone 標準のレコード/フィールドのアクセス権であわせて保護してください。

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