「帳票デザイナー for kintone」v1.4.0 を公開:1 枚の帳票に明細を 2 つ以上、他のアプリの帳票も取り込めます
kintone プラグイン「帳票デザイナー for kintone」を v1.4.0 にアップデートしました。1 枚の帳票に明細(テーブル)を 2 つ以上置けるようになり、他のアプリで作った帳票テンプレートの取り込みにも対応しています。
① 明細(テーブル)を 1 枚に 2 つ以上
これまでは 1 枚の帳票に置ける明細が 1 つだけで、アプリにテーブルが複数あっても先頭のテーブルしか選べませんでした。v1.4.0 では「+ 明細(テーブル)」を押すたびに、どのテーブルを出すかと置く場所を選べます。
- 下に並べる:今ある明細の下(行が増えても重ならない位置)に置きます
- 右に並べる:今ある明細の右隣に、同じ行の高さで置きます(右に空きが無いときは、今ある表を用紙の左半分に合わせてから置きます/Ctrl+Z で戻せます)

置いたあとは表ごとに行数・行ピッチ・罫線・見出しを設定できます。表ごとに「1 ページ目はここまで(N 行)」の目印が出るので、何行目から次のページへ送られるかが置いたその場で分かります。

「商品明細と作業明細を 1 枚の見積書に」「数量の表と金額の表を左右に並べる」といった帳票が、そのまま作れます。

明細の「対象のテーブル」はあとから切り替えられます(位置と幅はそのままに、列だけ新しいテーブルで作り直します)。片方の明細が次ページへ続くときに、もう一方をどのページに出すか(1 ページ目だけ/最後のページだけ/すべてのページ)も指定できます。
② 他のアプリで作った帳票を取り込む
似た様式の帳票を別のアプリでも使いたいとき、これまでは一から作り直す必要がありました。v1.4.0 では「📥 他のアプリから取り込む」から、ほかのアプリで作った帳票をこのアプリへコピーできます。背景・配置・明細の設定はそのまま持ち込まれ、元の帳票は変わりません。

- フィールドコードが同じ項目はそのまま使えます。このアプリに無い項目は空欄になるので、取り込んだ直後に不足している項目を件名つきでお知らせします
- 日付の自動入力・印刷ボタンの表示条件・PDF の保存先・対象の一覧は、参照先が違うため引き継ぎません
- 条件は「両方のアプリで同じ保管アプリを使っていること」です。同じスペース内のアプリなら、設定画面を開くだけで保管アプリを自動で見つけます
- スペースをまたいで使うときは、保管アプリを「スペース外」に置き、両方のアプリで同じ保管アプリ ID を指定してください(自動で見つけるのは同じスペースの中だけです)。非公開スペースの中に置いた保管アプリは、そのスペースに参加していない人は開けません(帳票の印刷もできません)
そのほかの改善と不具合の修正
- 用紙の外にはみ出した明細の行が、白紙のページを作ってしまう不具合を修正しました(用紙の外に出る行は印刷しません)
- 明細を置くときは、用紙の残りに入る行数で置くようになりました(入りきらないときはその旨をお知らせします)
- 保存前チェックに、明細どうし・明細と他の要素の重なりの確認を追加しました
- 保存前チェックに、帳票の種別と明細の食い違い(一覧帳票にサブテーブルの明細を置いた等)の確認を追加しました
- 行があふれた要素は編集画面で枠が色づくようになり、印刷したときに切れることが事前に分かります
最新版は kintone システム管理 →「プラグイン」→「読み込む」から上書きアップロードしてください。プラグイン ID は変わらないため、作成済みのテンプレートと設定はそのまま引き継がれます。これまでどおり明細が 1 つの帳票は、出力も変わりません。