「帳票デザイナー for kintone」v1.1.0 を公開:一覧帳票(複数レコードを1枚の表に)を追加
kintone プラグイン「帳票デザイナー for kintone」を v1.1.0 にアップデートしました。お客様からいただいたご要望をもとに、一覧帳票を追加しています。
一覧帳票:絞り込んだ複数レコードを 1 枚の表に
これまでの帳票は「1 レコード=1 枚」でしたが、v1.1.0 ではレコード一覧で絞り込んだレコードを、1 行ずつ並べた 1 枚の表として印刷・PDF 保存できます。売上一覧・案件一覧・出荷一覧のように、会議や取引先へそのまま配れる形で出力できます。
- 対象は最大 500 件。一覧の絞り込みと並び順が、そのまま帳票の行順になります
- 列は選んだ一覧(ビュー)の表示項目からそのまま生成され、追加・削除・左右の並べ替え・見出しの変更ができます
- 行が 1 ページに入りきらないときは自動で次のページへ続きます(見出し行は各ページに出力)
- 件数・合計・ページ番号・出力日を差し込めます

白紙の用紙から帳票を作れます
背景にする PDF が無くても、用紙(A4 / A3 / B4 / B5)と向き(縦 / 横)を選んで白紙から直接レイアウトできるようになりました。表の罫線・見出し行の地色・1 行おきの縞模様はプラグインが描画します。元の様式が存在しない一覧帳票づくりに向いています。
印刷ボタンを出す一覧を、帳票ごとに指定できます
レコード一覧の印刷ボタンに出す帳票を、**帳票ごとに「すべての一覧に表示」か「選んだ一覧だけに表示」**で切り替えられるようになりました。見積用の一覧では見積書だけ、出荷用の一覧では納品書だけ、といった使い分けができます。
これまでの共通設定「表示する一覧」は、アップデート時にそのまま各帳票の設定へ引き継がれます。更新しただけで表示先が変わることはありません。
配置エディタを全画面で編集できるようになりました
これまで配置エディタは設定画面の中の限られた領域に表示されていたため、用紙が小さく、細かい位置合わせがしづらい状態でした。「⛶ 全画面で編集」ボタンを押すと、編集領域が画面いっぱいに広がります(Esc または「全画面を閉じる」で戻ります)。全画面のまま保存でき、用紙は手のひらツールやマウスドラッグで移動、Ctrl+ホイールで拡大縮小できます。

あわせて、配置エディタに次を追加しました。
- 取り消し(Ctrl+Z):移動・削除・追加などを 20 手まで元に戻せます
- スマートガイド:ドラッグ中に他の要素や用紙の端・中心へぴったり合わせられます
- 用紙の中央へ:縦横とも/左右だけ/上下だけ。左右の余白は mm で表示されます
- 列の並べ替え:一覧帳票の列を左右に動かせます
- 行番号と改ページの目印:何行目から次のページへ送られるかがひと目で分かります
なお、設定画面のプレビューは印刷結果と寸分違わない寸法で表示されます。
不具合修正
本プラグインを入れたアプリで kintone 標準の「印刷用画面」やブラウザの印刷(Ctrl+P)が白紙になる不具合(v1.0.2 以前)を修正しました。ほかのプラグインの印刷機能にも影響していた不具合です。横向き用紙で右端が切れる問題、ゲストスペース内アプリで一部機能が動作しない問題も修正しています。
最新版は kintone システム管理 →「プラグイン」→「読み込む」から上書きアップロードしてください。プラグイン ID は変わらないため、既存の設定はそのまま引き継がれます。