kintone プラグイン「ルックアップ絞り込み」v1.0.0 を公開しました
kintone プラグイン「ルックアップ絞り込み for kintone」v1.0.0 を公開しました。プレミアムプラグイン第 14 弾です。
候補は、入力中のレコードが決める
ルックアップの参照先が育つほど、[取得]を押して開く一覧は長くなります。kintone には「絞り込みの初期設定」がありますが、これは参照先アプリに対する条件をクエリ形式で書くもので、「入力中のレコードの値」を参照する記法がありません。そのため、案件ごとに候補を変えることはできません(ログインユーザーや実行日での絞り込みは標準でも書けます)。
本プラグインは、条件の右辺に入力中のレコードのフィールドを指定できます。「この案件の担当営業所と同じ取引先だけ」「この案件の区分で取り扱いのある商品だけ」といった絞り込みが、アプリを分けずに設定できます。
右辺に指定できるものは 5 つです。
- 入力中のレコードのフィールド — 案件の営業所・区分・取引先など
- 見る人ごとの対応表 — 「A 店舗の人には A 店舗の従業員だけ、統括には A・B・C すべて」
- 操作している人 — ログインユーザー本人、その優先組織
- 実行するときの日付 — 「今日以降のもの」「30 日以内のもの」など
- 自分で決めた値 — 固定値での指定
このうち標準の絞り込みの初期設定ではできないのは、上の 2 つ(入力中のレコードのフィールドと見る人ごとの対応表)です。下の 3 つは標準でもクエリ形式の関数(LOGINUSER() / PRIMARY_ORGANIZATION() / TODAY() など)で書けます。加えて標準側は 1 つの条件式で and と or を混在できませんが、本プラグインは組み合わせられます。
条件に合わない値は、保存の前に止めます
候補を減らすだけでは、取得したあとに条件のフィールドを変えられたときに不整合が残ります。保存時ガードが保存の直前に条件を確認し、満たしていなければ保存を中止して理由を表示します。取得後に条件が変わったときの動きは、値をクリアする(既定)/選び直しを促すメッセージを出す/何もしない から選べます。
設定は 1 文の空欄を埋めるだけ
「参照先の〈○○〉が、入力中のレコードの〈○○〉と一致するものだけを候補にします」— この 1 文を埋めると、読み下した文と実際のレコードで試算した候補の件数がその場に出ます。保存する前に結果を確かめられます。
ルックアップサジェストと組み合わせられます
同日に公開したルックアップサジェスト v3.0.0(無料)と併用すると、入力中に表示される候補にも同じ絞り込みが効きます。[取得]を押す前の段階から、選べる候補が正しくなります。
無料のままでもルックアップ 1 つ・絞り込み 1 通りまでお使いいただけます。複数のルックアップ、場面ごとの条件セット、見る人ごとの対応表、ルックアップサジェストとの連携は、プレミアム年間サポーター(税込 ¥16,500/年)で解放されます。単品販売はありません。