プラグイン「条件分岐フォーム」を v2.4.0 にアップデートしました
kintone プラグイン「条件分岐フォーム」を v2.4.0 にアップデートしました。v2.3.0 で追加した「実行時チェック」に加えて、条件が成立したときに値を入れる「値をセットする」を拡張しています。
実行時チェックを追加しました
これまでの条件分岐フォームは「画面を開いている間の見え方」を制御するものでした。v2.3.0 では設定画面に 「実行時チェック」タブ を追加し、保存しようとした瞬間・プロセスアクションを実行しようとした瞬間・削除しようとした瞬間を条件で制御できるようになりました。
たとえば経費申請のアプリなら、次のような歯止めを JavaScript なしで設定できます。
- 利用日が空のままでは申請させない
- 承認するときは承認コメントを必ず残してもらう
- 5万円以上の申請は保存前にもう一度確認する
- 承認済みの申請は削除させない
止める/確認する/入力を促す の3つから選べます
チェックは「いつ確認するか(タイミング)× 条件 × 動作」で設定します。タイミングは新規作成の保存前・編集の保存前・プロセスアクションの実行前・削除前(詳細画面/一覧画面)から複数選べます。
- 止める — 処理を中止し、決めた文言を画面上部に表示します
- 確認する — 一度たずね、キャンセルされたら実行しません
- 入力を促す — 空欄の項目をその場の入力画面で埋めてもらってから実行します(プロセスアクション専用)
「入力を促す」では、入力された値の保存とステータスの変更が 1 回の操作でまとめて完了します。レコードを編集画面に戻す手間がありません。
条件を満たすまでアクションボタンを出さないこともできます
動作が「止める」でアクションを指定した場合、条件を満たしている間はそのアクションのボタン自体をレコード詳細画面に表示しないようにできます。押せてしまってからエラーを出すより分かりやすく、「なぜ進めないのか」を先に伝えられます。
また、プロセスアクションのチェックでは条件に「アクション名」「遷移先ステータス」を使えます。「差し戻すときだけ理由を入力させる」といった書き分けが可能です。
ほかのフィールドの値をコピーできるようになりました(v2.4.0)
条件が成立したときに値を入れる「値をセットする」は、これまで設定画面で決めた固定の値しか入れられませんでした。v2.4.0 では 同じアプリのほかのフィールドの値をそのままコピー できます。たとえば「社外案件になったら、発注担当に申請者と同じ人を入れる」といった連動が、JavaScript なしで設定できます。
コピー元に選べるのは対象と同じ種類のフィールドだけなので、値が壊れる心配がありません。コピー元が空のときは、コピー先も空になります。
固定値は複数まとめて指定できます(v2.4.0)
固定値の入力欄が、対象フィールドの種類に合わせて変わります。ユーザー選択・組織選択・グループ選択は候補の一覧から複数選択でき、チェックボックス・複数選択は選択肢を複数チェックできます。これまで 1 つしか指定できなかった項目も、実際の運用に合わせてまとめて入れられます。
グループの中の項目が見分けられます(v2.4.0)
グループの中に入れたフィールドは、条件と動作の一覧で 「項目名(グループ名 グループ内)」 と表示されるようになりました。グループの外にある項目と混ざって見分けられなかった状態を解消しています。あわせて、グループの表示名がフィールドコードのまま表示されていた不具合も修正しました。
ご利用中の方へ
既存の設定はそのまま引き継がれます。実行時チェックを 1 件も作らなければ、これまでと同じ動作です。
実行時チェックは画面の操作に対する歯止めです。REST API・CSV 読み込み・他プラグインの一括処理から行われた保存・ステータス変更・削除は止められません。
プラグインは自動更新されません。お手数ですが、最新版をダウンロードし、kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードしてください。