kintone プラグイン「自動保存アシスト」v1.0.0 を公開しました
kintone プラグイン「自動保存アシスト for kintone」v1.0.0 を公開しました。レコードの追加・編集画面を開いたまま離席しても、入力途中の内容が消えないようにするプラグインです。
電話が入って席を立った、その間に消える
kintone には自動保存がありません。書きかけのレコードは、保存ボタンを押すまでブラウザーの中にしかない状態です。対応記録を入力している最中に電話が入る、来客がある、そのまま席を立つ——戻ってきたらセッションが切れていて、長い文章がまるごと消えていた。書き直しになるうえ、編集中のまま放置されたレコードにも周りは気づけません。
自動保存アシストは、画面の操作が途切れた状態が設定した時間だけ続くと、入力途中の内容を自動で保存します。何も入力していない状態で放置した場合は、何もしません。
保存のしかたは、いつもと同じ
このプラグインが行うのは「あなたが保存ボタンを押すのと同じこと」です。裏側で独自にデータを書き込むわけではないので、次のとおり普段の保存と同じように振る舞います。
- 必須項目が空、重複禁止に違反しているなど、保存できない状態のときは保存しません(kintone がいつものエラーを表示します)
- アプリに設定した他のカスタマイズやプラグインの保存時処理も、通常どおり動きます
- 保存はログインしている本人の権限で行われ、権限を越えることはありません
書きかけを取りこぼしません
「変更があったかどうか」は、画面を開いた時点の値と現在の値を突き合わせて判定しています。そのため、kintone の変更イベントが発生しない 文字列(複数行)・リンク・添付ファイルや、サブテーブルの入力も対象です。長い対応記録こそ守りたい、という用途に合わせた設計です。
放置で保存されたレコードは一覧で分かります
自動保存されたレコードは、一覧でグレースケール(または背景色・文字色)と行頭のバッジで示されます。「書きかけのまま止まっている案件」を拾い直すのに使えます。目印は、そのレコードを誰かが自分で保存し直した時点で自動的に消えます。
この機能を使う場合は、設定画面のボタンで管理用フィールドを2つ追加します。追加したフィールドはレコード画面では自動的に非表示になるため、利用者の目に触れることも、手で書き換えられることもありません。
主な設定
- 放置と判断するまでの時間 — 5分/10分/15分/30分/60分、または 1〜999 分の任意指定
- 自動保存したあとの動作 — 「詳細画面へ移る」か「その場で編集を続ける」
- 一覧での目印 — 強調のしかた(グレースケール/背景色/文字色)とバッジ文言
パソコン版のレコード追加・編集画面で動作します(モバイルは v1.0.0 では非対応)。ゲストスペースにも対応しています。全機能を無料でお使いいただけます。