「条件分岐自動採番 for kintone」v2.1.0 公開:重複した番号を検出して振り直せる「重複チェックと修正」を追加
kintone プラグイン「条件分岐自動採番 for kintone」を v2.1.0 にアップデートしました。 採番された番号が重複した場合の対処と、その予防をまとめて強化しています。
重複した番号を検出して振り直せるようになりました
本プラグインは保存時に「既存レコードの最大番号 + 1」を計算して採番しています。kintone には採番専用の排他制御の仕組みがないため、複数の方がほぼ同時に保存された場合など、条件によっては同じ番号が採番されることがあります。
v2.1.0 では、そうした重複を設定画面から検出して修正できるようにしました。
- 採番フィールドの値が重複しているレコードを一覧で表示します
- 重複しているレコードのうち1件はそのまま残し、それ以外の連番だけを振り直します。どのレコードを残すかは選択できます(既定はレコード番号が小さいもの=先に採番されたもの)
- 振り直すのは連番部分だけです。
240701-A-00005のような番号なら、日付「240701」と条件テキスト「A」はそのまま維持し、連番だけを未使用の番号へ差し替えます - 実行前に「どのレコードがどう変わるか」のプレビューを表示し、CSV でダウンロードして記録に残せます
「値の重複を禁止する」の設定をご案内するようにしました
重複を未然に防ぐ最も確実な方法は、採番フィールドに kintone 標準の**「値の重複を禁止する」**を設定しておくことです。この設定があれば、万一同じ番号が生成されても kintone 側で保存がブロックされるため、重複したレコードが作られません(保存し直すと次の番号が振られます)。
設定画面で、この設定の有無を判定してご案内するようにしました。
最大番号の検出精度を高めました
採番時に参照する既存レコードの範囲を全件に拡張しました。これにより、レコード件数の多いアプリでも最大番号を確実に検出して採番します。連番の再計算・一括採番も同様に全件を対象とするようにしています。
あわせて、これまで採番済みレコードが約 1 万件を超えると保存できなくなっていた制限も解消しました。
設定内容による重複を警告するようにしました
「連番を独立させる」を使っているのに、採番フォーマットに「テキスト(条件分岐を使用)」のパーツが無い場合、条件ごとに 1 から採番されるため、他のグループと必ず同じ番号になります。該当する設定のときに警告を表示するようにしました。
そのほかの改善
- 一括採番の実行前に、必ず既存レコードから連番を再計算するようにしました
- 採番フォーマットのテキスト部分に区切り文字と同じ文字が含まれていても、連番部分を取り違えないようにしました
- 連番管理の表に、条件を独立させている場合でも全体の連番(counter_global)を表示するようにしました
設定画面を刷新しました
左に採番ルールの一覧とライブプレビュー、中央にタブ構成(① 基本設定/② 条件分岐/③ 連番管理・一括採番/④ 重複チェックと修正)を配置しました。
既存ユーザーの方へ
最新版をダウンロードし、kintone のシステム管理 → プラグインから上書きアップロードしてください。これまでの設定はそのまま引き継がれます。
更新後、設定画面の「④ 重複チェックと修正」から一度チェックを実行することをおすすめします。 重複が見つかった場合はその場で修正でき、そのうえで「値の重複を禁止する」を設定しておけば以降の重複を防げます。