プラグイン「属性制御フィルター」を v2.1.0 にアップデートしました
kintone プラグイン「属性制御フィルター for kintone」を v2.1.0 にアップデートしました。導入の手前で止まってしまう部分を取り除き、いちばん要望の多かった設定を書けるようにした版です。
準備用のアプリを作る手順が、まるごと不要になりました
これまでは、使いはじめる前に 候補データを保管するアプリを作り、候補データを更新しておく 必要がありました。組織変更や入退社があれば、そのたびに管理者が更新を実行しなければならず、更新を忘れると新しく入った方が候補に出てきません。
v2.1.0 では、レコード画面を開いたときに 設定したルールが指す組織・グループの分だけ をその場で読みにいく方式を既定にしました。
- 準備は不要です。 ②フィールド設定を作れば、そのまま動きます
- 組織変更・入退社がすぐ反映されます。 更新を実行する運用がなくなります
- 読み込んだ内容はブラウザ側で短時間だけ保持するため、2回目以降の表示はすぐです
全社ぶんの対応表を作るのではなく、その設定で実際に必要な範囲だけを読むようにしたことで実現しています。組織選択の絞り込みであれば、レコードを開くときの読み込みは数回で済みます。
「営業部の人には営業一課・営業二課」を、表で書けます
これまで書けたのは「自分の所属組織だけ」「決まった組織だけ」といった一律の指定までで、入力する人の所属によって選べる先を変える ことができませんでした。実際にご要望が多かったのはこの形です。
v2.1.0 では 対応表 を用意しました。左に「自分の所属組織」、右に「選べる組織(または人)」を入れて、1行ずつ決めていきます。
| 自分の所属組織 | → | 選べる組織 |
|---|---|---|
| 営業部 | → | 営業部・営業一課・営業二課 |
| 開発部 | → | 開発一課・開発二課 |
組織が増えても行を足すだけで、全体を一目で見渡せます。「配下(子組織)に所属している人も、その行に当てはめる」を切り替えれば、営業一課の方も営業部の行の対象にできます。細かく決めたいときは「詳細(ルール一覧)」へ切り替えられ、表と一覧はいつでも行き来できます。
フィールドを ON にすると、やりたいことを選ぶだけです
設定の入口も変えました。フィールドを ON にすると「このフィールドで何をしますか?」と表示され、次の4つから選ぶだけで設定が組み上がります。
- 自分の所属組織(グループ)だけを出す
- 所属組織ごとに、選べる組織(人)を決める
- 決まった組織(グループ)だけを出す
- 自分で細かく設定する
あわせて、適用条件に「自分の所属組織が…のとき」「自分の所属グループが…のとき」「自分の役職が…のとき」を追加しました。操作している人によって候補を変える設定が、条件としても書けます。
設定画面左のライブプレビューは、行ごとに「この人に適用」「対象外」 を表示するようになりました。視点ユーザーを切り替えれば、どの行が効いてどんな候補が出るのかを保存前に確認できます。
大きな組織や、役職での絞り込みには従来方式も残しています
数千人規模で候補の読み込みが重い場合と、「指定した役職のユーザー」を候補に使う場合は、これまでどおり全社の対応表を保管アプリに作る方式をお選びください(役職から人を逆に引くには全組織を調べる必要があるためです)。設定画面が判定して、必要なときに案内を表示します。
アップデート方法
システム管理のプラグイン画面から、新しい zip を 上書きでアップロード してください。プラグインを削除する必要はありません。アプリごとの設定はそのまま引き継がれます。
すでに保管アプリをお使いの場合は、これまでどおり保管アプリのまま読み込まれます。 動作は変わりません。切り替えたくなったら「① 候補データの取得」でいつでも変更できます。