kintoneの検索・絞り込みを改善するプラグイン比較【2026年版】

kintoneの検索・絞り込みを改善するプラグイン比較【2026年版】

本記事は、kintoneプラグイン開発・カスタマイズ支援の実務経験を持つ筆者が、各プラグインの公式情報と実際の運用知見をもとに整理しています。

「kintoneの絞り込みって、毎回クリックが多くて面倒…」こんな経験はありませんか?日常的な業務で何度も検索を繰り返す場合、少しの操作の手間が大きなストレスになります。実は、このような検索・絞り込みの不満は、プラグインを導入することで劇的に改善できます。この記事では、kintoneの検索機能を強化するおすすめプラグイン4選と、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく解説します。

kintone標準の検索・絞り込みでできること

kintoneには標準で、画面右上の「全体検索」と、一覧画面の漏斗アイコンから設定する「絞り込み」機能が備わっています。

標準機能でできること

  • アプリ内の特定フィールドを対象にしたレコードの絞り込み
  • 複数の条件を組み合わせた複雑な条件設定(フィルター)
  • 検索条件を保存して「一覧」としてチームで共有すること

できないこと・不便な点

  • 絞り込みを行うまでに数回のクリック操作が必要
  • 複数フィールドをまたいだ自由なキーワード横断検索が苦手
  • AND条件・OR条件の切り替え設定が直感的ではない

よくある「kintone検索の不満」3選

① 絞り込みパネルを毎回開くのが面倒

kintone標準の絞り込み機能を使う場合、まず漏斗アイコンをクリックし、条件を設定して「適用」を押す必要があります。毎回この手順を踏むのは煩わしく、データを探すたびにこのひと手間が積み重なって大きなタイムロスに繋がります。

② 複数フィールドをまとめて検索できない

「会社名」と「担当者名」のどちらかにキーワードが含まれるレコードを探したい場合、条件設定が複雑になります。検索窓にキーワードを入れるだけで、複数のフィールドを横断して一発で検索できないのは、多くの方が感じる不便なポイントです。

③ AND/OR条件の切り替えが直感的でない

「AとBの両方を含む(AND)」と「AまたはBのどちらかを含む(OR)」を切り替えたい場面はよくあります。しかし、標準機能では条件式そのものを組み直す必要があり、直感的にサクッと切り替えることが難しいため、検索のハードルが上がってしまいます。

kintone検索を改善するプラグイン3選

こうした標準機能の不満は、検索プラグインを使えば簡単に解決できます。ここでは、人気の高い3つのプラグインをご紹介します。

① 一覧テキスト絞り込み検索プラグイン(TIS/合同会社ぱんだ商会)

  • 提供元:合同会社ぱんだ商会
  • 価格:無料
  • 特徴:設定不要で、インストールするだけで検索窓が出現します。全フィールドを対象としたスペース区切りのAND検索が可能です。フィールド名を指定した検索や、除外検索(!)、OR検索((A or B)形式)にも対応しています。
  • 向いている人:とにかく手軽に導入したい人

プラグイン詳細・ダウンロードはこちら →

② 検索プラグイン(JCS DX推進グループ)

  • 提供元:ジャパンコンピューターサービス DX推進グループ
  • 価格:PC版無料 / モバイル版 年額26,400円(税込)
  • 特徴:テキスト検索とドロップダウン検索の両方を搭載しています。検索バーの表示位置を2パターンから選択可能です。v5.0以降はテキスト検索とドロップダウン検索の併用が可能になっています。
  • 向いている人:ドロップダウンで素早く絞り込みたい人・モバイルでも使いたい人

プラグイン詳細・ダウンロードはこちら →

③ 文字検索プラグイン(rex0220)

  • 提供元:個人開発者 rex0220
  • 価格:11万円/kintone1サイト・アプリ数無制限
  • 特徴:kintone標準では困難な1文字検索に対応しています。最大30万件のレコードを検索可能で、グループ集計機能も内蔵されています。長期使用や大規模環境に向けた本格仕様です。
  • 向いている人:大量データを扱う企業・本格的な検索環境を整えたい人

プラグイン詳細・ダウンロードはこちら →

なお、2026年4月のアップデートでルックアップフィールドに限り標準の1文字検索が解禁されました。詳細は 【2026年4月最新】kintoneアップデート総まとめ をご覧ください。

無料で使える「クイックサーチ」とは【KIZUNA Works提供】

上記で紹介したプラグインの他に、KIZUNA Worksが提供する無料プラグイン「クイックサーチ」という選択肢もあります。

  • インライン検索バー:一覧画面のフィルターやソートアイコン横にそのまま表示されます。クリック数を最小化して素早く検索できます。
  • AND/OR切替トグル:ワンクリックで条件を切り替え可能です。クリア後も最後の状態を保持するためストレスがありません。
  • 複数キーワード対応:スペース区切り(半角・全角どちらでも可)で、複数のキーワードを簡単に指定できます。
  • テキスト系・選択肢系の横断検索:文字列、リッチエディタ、ドロップダウン、チェックボックスなどを横断して検索できます。
  • 選択肢のファジーマッチ:たとえば「東京」と入力するだけで、「東京都」の選択肢もヒットします。
  • ボタンカラーのカスタマイズ:自社のコーポレートカラーに合わせて、ボタンの色を違和感なく変更できます。
  • 基本プランは完全無料:基本機能は完全無料で利用できます(広告バナーあり)。年間サポーター(¥3,300/年)で広告を非表示にできます。

クイックサーチプラグイン — AND モードで「アプリ 80」の2つのキーワードを入力し、両方を含む2件のレコードに絞り込まれた状態

▲ AND モードでは、スペース区切りで入力した複数キーワードの すべてを含む レコードに絞り込めます。

クイックサーチプラグイン — OR モードで「A C」のキーワードを入力し、商品Aまたは商品Cのいずれかを含む7件のレコードに絞り込まれた状態

▲ ワンクリックで OR モードに切り替えれば、いずれかを含む レコードを横断検索できます。

直感的な操作感をお求めの方は、ぜひ一度お試しください。

クイックサーチ プラグインを無料でダウンロードする →

4つのプラグイン比較表

項目TISJCSrex0220クイックサーチ
価格無料PC版無料 / モバイル版 年額26,400円11万円(1サイト)無料(サポーター¥3,300/年)
AND/OR切替
ドロップダウン検索✅(最大5個)✅(選択肢ファジーマッチ)
1文字検索
モバイル対応✅(有料)❌(v1現在)
大量データ記載なし△(初回遅延あり)✅(30万件)記載なし
設定の手軽さ◎(設定不要)△(企業向け)◎(ノーコード)
提供元合同会社ぱんだ商会JCS DX推進グループ個人開発KIZUNA Works

どれを選べばいい?用途別ガイド

とにかく手軽に・無料で導入したい

コストをかけずに検索機能を向上させたい場合は、TISまたはクイックサーチがおすすめです。どちらも無料で導入でき、面倒な設定なしですぐに使い始められます。

ドロップダウンでの絞り込みを活用したい

カテゴリやステータスなど、選択肢ベースでの絞り込みを多用するならJCS検索プラグインがおすすめです。テキスト検索と併用して、目的のレコードへ素早くたどり着くことができます。

大量データ・1文字検索が必要な本格運用

数万件以上のレコードを扱う環境や、1文字での確実なヒットが求められる業務にはrex0220を推奨します。有料ですが、標準機能の限界を超えるパワフルな検索パフォーマンスを発揮します。

AND/OR切替・複数フィールド横断を無料で試したい

複数のキーワードを組み合わせたり、ANDとORを直感的に切り替えながら横断検索したいならクイックサーチが最適です。日々のちょっとした検索ストレスを、無料で劇的に改善できます。

まとめ

kintoneの検索・絞り込み機能は、プラグインを活用することでクリック数を減らし、直感的でスピーディな操作に改善できます。用途や予算、扱うデータ量に合わせて、自社に最適なプラグインを選んでみてください。まずは無料で手軽に導入できるものから試してみるのがおすすめです。

一覧画面にスッキリと馴染み、直感的に検索できる「クイックサーチ」も無料でご利用いただけます。ぜひ以下のページからダウンロードして、快適なkintone環境を体験してください。

クイックサーチ プラグインを無料でダウンロードする →


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KIZUNA Worksでは、kintoneの構築・カスタマイズ支援や、業務効率化に役立つ無料プラグイン・Webツールを提供しています。

検索・絞り込みプラグインの選定や、kintoneアプリの設計・運用に関するご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

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