横並びシート for kintone
レコードを横に並べて、比べる・入れる。
横並びシート for kintone は、レコードを1列ずつ横に並べ、大・中・小の3段の見出しでまとめて比べられる kintone プラグインです。店舗別・月別の数字を一覧の上で見比べ、そのまま編集・追加できます。日付から年・月・日を切り出し、レコードの無い日は空の列で表示します。
店舗別・月別の数字を、横に並べて比べたいのに
kintone の一覧は1レコードが1行です。店舗ごと・月ごと・業者ごとのレコードを横に並べて見比べる表は、標準では作れません。結局、Excel に書き出して表を作り直し、数字が変わるたびに kintone と二重に管理することになります。日別の入力では、まだ入力していない日や店舗にも気づけません。
横並びシートは、1レコードを1列にして、フィールドを行に並べます。分類の値で列を3段の見出しにまとめるので、「エリア>都道府県>店舗」や「年>月>日」の表が、kintone の一覧のまま作れます。表の上でそのまま編集でき、列の追加も、分類ごとの集計もできます。
しくみ
1レコード=1列で並べる
列がレコード、行が設定で選んだフィールドです。数値・計算はフィールドの設定どおりに、桁区切り・小数点以下の桁数・単位つきで表示します。
分類の値で、見出しを自動でまとめる
大・中・小の分類に選んだフィールドの値で列をグループ化し、同じ値が隣り合う見出しのセルは結合します。日付は年・月・日などに切り出せます。
表の上で、そのまま入れる
セルをその場で編集して保存し、列(レコード)の追加・削除もできます。ほかの人が先に更新したレコードは、上書きせずに知らせます。

対象は、レコード一覧のカスタマイズビュー(PC版)です。設定画面の[一覧を作成]で、専用のカスタマイズビューをそのまま作れます。レコードの値は外部へ送信せず、ご利用中の kintone の中だけで動きます。
列は、大・中・小の3段の見出しでまとまる
分類には、ドロップダウン・ラジオボタン・日付・文字列(1行)・数値・ユーザー選択・作成者・ステータスなどのフィールドを選べます。選択肢のフィールドは定義順、日付は時系列、文字列や数値は昇順/降順で並びます。分類が空のレコードは「(未分類)」の列にまとまります。
![プラグイン設定画面の「① 一覧と分類」タブ。対象の一覧を選ぶ欄と[一覧を作成]ボタン、大分類にエリア・中分類に都道府県・小分類に店舗を選んだ分類の設定が並び、左に設定の目次とライブプレビューがある](/images/horizontal-sheet-config-01.png)
日付は、年・月・日などに切り出せる
日付のフィールドは、年/年度/四半期/月/週/日の単位で切り出して分類にできます。同じ日付フィールドを、大=年・中=月・小=日のように複数の段で使えます。日の見出しには曜日を併記し、土日・祝日は色分けします(祝日は 2020〜2035 年に対応)。年度の期首月と、週の始まり(日曜/月曜)も設定できます。

- 無料プランでは分類の段は1段までです。大・中・小の3段はプレミアムで使えます
- 分類にできないのは、レコード番号・チェックボックス・複数選択・カテゴリー・サブテーブル内のフィールド・文字列(複数行)・リッチエディター・リンク・時刻・添付ファイル・関連レコード一覧です
- ユーザー選択・組織選択・グループ選択は、2件以上入っているレコードを先頭の1件で分類し、見出しに⚠を付けて知らせます
まだ入力していない日や店舗が、空の列で見える
日報や店舗別の入力では、「レコードが無い」こと自体が見落としになります。横並びシートは、期間内の日付をすべて並べ、レコードが無い日は空の列にします。ドロップダウン・ラジオボタン・ステータスの選択肢のうち、まだレコードが無いものも、空の列として並べられます。
![定休日でレコードの無い14日(水)が斜線の空の列として表示され、見出しに[+]ボタンがある横並びシート。右端に全体の合計と平均の列がある](/images/horizontal-sheet-empty.png)
- 空の日の扱いは、空の列を出す/土日を除く/土日・祝日を除く/出さないから、日付の段ごとに選べます。除く設定でも、土日・祝日にレコードがあればその列は表示します
- 日付以外の分類と組み合わせたときは、上位の分類の値ごとに期間内の日付を並べます(例:店舗ごとに31日分)
- 選択肢を並べる設定では、表示する選択肢をチェックで絞れます。設定画面に「この設定だと最大◯列になります」と出ます
表の上で編集し、列を足す
セルを選んで入力すると、そのレコードを保存します。文字列・数値・日付・時刻・ドロップダウン・ラジオボタン・チェックボックス・複数選択など、フィールドの型に合った入力になります。保存方式は「自動」(列を離れたら保存)と「ボタン」から選べます。
![横並びシートでセルを編集している画面。13日の売上実績を書き換えたセルが未保存の黄色で示され、15日の店長コメントを入力中で、右上の[保存]ボタンに未保存の件数が出ている](/images/horizontal-sheet-edit.png)
- 元に戻す・やり直し(Ctrl+Z/Ctrl+Shift+Z)、コピー&貼り付け、右方向へのオートフィル(同じ項目を隣のレコードへ)に対応しています
- 保存は取得したときのリビジョンを付けて行い、ほかの人が先に更新していたレコードは、保存せずに該当のセルを強調して理由を表示します
- 編集の可否は行ごとに設定できます。システム項目・計算・ルックアップのコピー先は編集できません
- 分類に使っているフィールドを編集したときは、保存後に表を描き直して、列を移動します
- 表の右端の[+列を追加]や、空の列の[+]で、押した場所の分類の値を初期値として引き継いだ新しいレコードを作れます。必須のフィールドがあって直接作れないときは、kintone 標準の追加画面へ値を引き継いで開きます
列(レコード)を削除する
列見出しにマウスを載せるとごみ箱が出ます。⋯メニューの「選択した列のレコードを削除」で、範囲を選んだ複数の列もまとめて削除できます。削除できる権限のあるレコードにだけ表示し、確認のダイアログに分類名を出します。ほかの人が更新したレコードは、削除せずに知らせます。

期間を切り替え、列が多いときはページで送る
日付の分類を使うときは、ツールバーの[◀前へ][次へ▶]で期間を動かし、[今日]で今日の列へ戻ります。[← 前のレコード][次のレコード →]を押すと、レコードのある前後の期間へ一度に移ります。設定でオンにすると、前後の期間にレコードが何件あるかも表示します。期間の種類は今月・今四半期・今年度・今年・指定期間から選べます。
![横並びシートのツールバー。[◀ 9月][今日][11月 ▶]の期間の切り替え、表示中の期間「2026年10月(10/1〜10/31)」、期間の種類、[← 前のレコード][次のレコード →]、[保存][+列を追加]が並んでいる](/images/horizontal-sheet-toolbar.png)
- 列数の上限は既定100列で、設定で10〜500列に変えられます。上限を超えたぶんは、[◀ 前の◯列][次の◯列 ▶]で切り替えて見ます
- 日付を書き換えて期間の外になったレコードは、保存後に表から消え、どの期間へ移ったかを通知します
- 上の見出しと左の行見出しは固定されます。縦はページ全体で、横は表の枠の中でスクロールします
- 開くたびに使う kintone の API リクエストは、レコード500件ごとに1回です。編集・削除の権限は、表を最初に操作したときに1回だけ確かめます。前後の期間の件数を表示する設定にすると、開くたび・期間を切り替えるたびに2回多く使います
並べ替えと、重複の警告
見出しの「⠿」をドラッグして、列も行も一覧の上で並べ替えられます。大分類は配下の中分類・小分類ごと動き、中分類・小分類は同じ親の中で動かせます。並べ替えは表示の順だけを変え、レコードの値は書き換えません。
- 並べた順は利用者ごとにブラウザへ記憶されます。アプリ管理者は[全員の既定として保存]で全員の初期の並びを決められ、[並び順をリセット]で自分の並びを消せます
- 日付の分類は、既定では移動できません(設定で許可できます)
- 「重複したら警告する」をオンにすると、同じ分類に2件以上あるレコードを別々の列で並べたうえで、背景色と「⚠ (1/2)」の印で示し、ツールバーの[次へ]で該当の列へ移れます。表示だけで、保存は止めません
分類ごとの合計・平均を、表の中で見る(プレミアム)
グラフやクロス集計表を別に作らなくても、大・中・小の分類と総合計に、合計・平均・件数・最大・最小の列を足せます。集計列は分類の右端(または左端)に出て、段が深いほど背景色が濃くなります。表示専用でレコードには保存しません。セルを編集すると、その場で再計算します。


- 合計・平均・最大・最小は数値・計算の行が対象、件数はすべての型の行が対象です(対象外の行は「—」)。単価のように合計しない行は、行ごとに「集計しない」にできます
- 空のセルは「除外する」か「0として数える」を選べ、行ごとに上書きもできます。平均にマウスを乗せると「5件中3件の平均(空の2件を除外)」と内訳を表示します
- 集計は表示中の期間のレコードだけで計算し、見出しに期間を出します
- 無料プランでは、設定画面に🔒つきで表示します(隠しません)
見た目を整え、条件で色を付ける
見た目の種類は標準・Excel風・カジュアル・スタイリッシュ・オーシャン・モノトーン・カスタムから選べます。カスタムでは、配色に加えて罫線・行の高さ・書体の雰囲気も選べます。行ごとに、揃え(自動/左/中央/右)・背景色・文字色・太字も指定できます。

条件付き書式(プレミアム)
書式を付ける行を選び、そのセルの値か同じレコードの別の項目が条件に当てはまるときに、背景色・文字色・太字を付けます。条件は複数並べて「すべて満たす/いずれかを満たす」を選べます。選択肢は複数選べ、日付は「今日からN日後/N日前」も指定できます。集計列にも付けられます。複数のルールは上のルールが優先です。


設定は、5つのタブを順に
設定画面は、左に設定セット(一覧)の目次とライブプレビュー、中央に設定のタブが並びます。タブは① 一覧と分類 → ② 行 → ③ 集計 → ④ 条件付き書式 → ⑤ 表示と見た目の順です。設定を変えると、サンプルの表が即座に描き直されます。



- 1つのアプリに、一覧ごとの設定セットを複数持てます(無料は最初の1つ)。同じ一覧を複数の設定セットに割り当てることはできません
- フィールドの削除や型の変更で設定が合わなくなったときは、該当の箇所を赤字で示し、直すまで保存できません
- 保存すると「アプリの設定」画面へ戻ります。そのまま[アプリを更新]を押してください
シート編集とは、別の一覧に置いて併用できる
シート編集は、1レコード=1行の表で大量のレコードを入力するプラグインです。横並びシートは1レコード=1列で、比べる・月次で入れる用途に向きます。同じアプリに両方を入れて、一覧を使い分けられます。
- 1つのカスタマイズビューに割り当てられるのは、どちらか一方だけです。設定画面では、シート編集が使っている一覧は「使用中」と表示して選べなくしています
- 万一同じ一覧に両方が割り当てられていても、横並びシートは描画を見送って案内を出します(利用者の画面を壊しません)
主な機能
横並び表示
1レコード=1列、フィールド=行の表をカスタマイズビューに作ります。上の見出しと左の行見出しは固定です。
分類見出し(3段は 🔒)
大・中・小の分類で列をグループ化し、同じ値の隣り合うセルを結合します。無料は1段までです。
日付の切り出し
年・年度・四半期・月・週・日を切り出して分類にでき、土日・祝日は色分けします。
空の列の表示
レコードの無い日や、まだ使われていない選択肢を空の列で表示し、[+]でその場で作れます。
表示期間の切り替え
今月・今四半期・今年度・今年・指定期間を切り替え、前後の期間のレコードへもボタンひとつで移れます。
セルの編集と保存
型に合った入力、自動/ボタンの保存、元に戻す、コピー&貼り付け、右方向のオートフィルに対応します。
列の追加と削除
押した場所の分類の値を引き継いで列を追加し、権限のあるレコードは列ごとに削除できます。
並べ替えと並び順の保存
列も行もドラッグで並べ替え。利用者ごとの記憶と、管理者が決める全員の既定を使い分けられます。
集計列 🔒
分類ごとと総合計に、合計・平均・件数・最大・最小の列を足せます。
重複の警告
同じ分類に複数のレコードがある列を、色と印と件数で知らせます。
条件付き書式 🔒
セルの値や同じレコードの別の項目が条件に当てはまるとき、背景色・文字色・太字を付けます。
見た目の種類と行の書式
標準・Excel風など6種類とカスタム。行ごとに揃え・背景色・文字色・太字を指定できます。
列数の上限とページ送り
既定100列(10〜500列)。超えたぶんは[前の◯列][次の◯列]で切り替えます。
一覧の自動作成
設定画面のボタンで、専用のカスタマイズビューを作成し、設定セットに割り当てます。
インストール手順
- 上の「無料でダウンロード」から
kw-horizontal-sheet-v1.0.0.zipを保存します。 - kintone の「kintoneシステム管理」→「プラグイン」を開き、「読み込む」から zip を読み込みます。
- 横に並べたいアプリで「アプリの設定」→「プラグイン」→「プラグインの追加」から追加します。
- 歯車アイコンから設定画面を開き、「① 一覧と分類」で[一覧を作成]を押して、専用のカスタマイズビューを作ります。
- 大分類(日付で並べるときは日付の単位も)を選び、「② 行」で表に出すフィールドを選びます。
- [保存]を押してアプリを更新し、作成した一覧を開くと、横並びの表が表示されます。
プランについて
無料のままでも、最初の1つの一覧で、横並びの表示・セルの編集・列の追加と削除・並べ替え・期間の切り替え・重複の警告・見た目の種類の選択を使えます。大・中・小の3段の分類見出し、分類ごとの集計列、条件付き書式、2つ目以降の一覧が、プレミアム年間サポーターで解放されます(単品販売はありません)。
無料プラン
- ✅ 最初の1つの一覧で横並び表示
- ✅ 分類見出しは1段まで
- ✅ 日付の切り出し・空の列の表示・期間の切り替え
- ✅ セルの編集・保存・列の追加と削除
- ✅ ドラッグでの並べ替えと並び順の保存
- ✅ 重複の警告・見た目の種類・行ごとの書式
- ✅ 利用期限なし(設定画面に控えめな広告あり)
プレミアム年間サポーター
- ✅ 大・中・小の3段の分類見出し
- ✅ 分類ごとと総合計の集計列(合計・平均・件数・最大・最小)
- ✅ 条件付き書式
- ✅ 2つ目以降の一覧(一覧ごとに設定セットを持てる)
- ✅ プレミアム全製品と、ちょこっとプラグイン全製品が使えます(設定画面の広告なし)
動作環境と制約
- kintone のレコード一覧のカスタマイズビュー(PC版)で動作します。標準の一覧・カレンダー形式の一覧では動作しません
- スマートフォン(kintone モバイル)には対応していません。横に広い表のため、モバイルの画面では何も表示しません
- サブテーブル(表)は、行としても分類としても対応していません
- ユーザー選択・組織選択・グループ選択の分類は、先頭の1件で分類します
- 集計列は表示専用で、レコードには保存しません。表示中の期間のレコードだけで計算します
- 列の並べ替えは表示の順だけを変えます。親をまたぐ移動はできません
- 対応ブラウザは Google Chrome・Microsoft Edge(いずれも最新版)です。ゲストスペース内のアプリにも対応しています
よくある質問
kintone のレコードを横に並べて比較できますか?
kintone 標準のクロス集計表とは何が違いますか?
どの画面に表示されますか?
レコードが無い日も表に出せますか?
表の上で値を編集できますか?
見た目や色分けを変えられますか?
何列まで並べられますか?
列や行の並び順を変えられますか?
シート編集(kw-sheet-edit)と一緒に使えますか?
スマートフォンやサブテーブルに対応していますか?
kintone のデータが外部へ送信されますか?
無料プランではどこまで使えますか?
セキュリティ・データの取り扱い
KIZUNA Works のプラグインは、お客様のデータを社外に持ち出さない設計です。気になる方はブラウザの開発者ツール(F12)で通信内容をご確認いただけます。
- レコード等の業務データを外部に送信しません
プラグインが扱うレコードやフィールドの値が、当社や第三者のサーバーへ送られることはありません。
- 外部通信はライセンス認証のみ
ライセンスの確認のため、プラグイン ID と利用ドメイン名だけを当社サーバー(Google Apps Script)へ送信します。通信は kintone のプロキシ経由で行われます。
- 実行時に外部ライブラリ(CDN)を読み込みません
第三者製ライブラリは使用していません。改ざんリスクのある外部 CDN への依存はありません。
- 設定情報は kintone の暗号化領域に保存
API キー等の秘匿情報をコードに直書きせず、設定は kintone 標準の暗号化された設定領域に保存します。
レコードを横に並べて、比べる・入れる
横並びシートはプレミアム年間サポーター(税込 ¥16,500/年)に含まれます。単品販売はありません。無料のままでも、最初の1つの一覧で、横並びの表示とセルの編集までお使いいただけます。
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